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御礼: 日本とイタリアを繋ぐ絵本の魅力

【御礼: 日本とイタリアを繋ぐ絵本の魅力】

「日本とイタリアの文化を繋ぐ」という目線でイタリアの出版社の方と絵本の魅力について語り合う。

そんなチェルビアット絵本店の願っていた夢の一つが6月17日に開催された神戸日伊協会でのイベントで形になりました。

イタリアから来日された出版社Kira Kira edizioniのエレナさんに「イタリアと日本を繋ぐ絵本の魅力」というテーマでお話頂くというイベントでした。

編集者の細江幸世様と翻訳家の関口英子様、神戸日伊協会や桃山学院大学のイタリア語&イタリア文化講師である牧みぎわ先生にもご協力頂き実現したイベントです。

この会を開催するまでには思いのほか長い年月がかかってしまいました。最初のきっかけは2019年にイタリアから来日された絵本作家のコッポラさんから自身の作品についてお話を頂く、という講演でした。

その通訳をさせて頂いてから、次は出版社さんの想いを伝えられるイベントの企画と通訳が出来たらと願っていたものの、コロナ禍もあり気づけば今回のイベントを実現するまでに4年もの歳月が経ってしまっていました。

そういった経緯もあり、ここまでチェルビアット絵本店の活動を止めることなくなんとかやってこれたんだな、と万感の思いです。大げさではありません。

当日は30名の定員のところ多数のお申し込みを頂き、出来るだけ多くの方に入ってもらえたらとの思いでなんとかやりくりして35名の方のご予約を受けご来場頂きました。

今回の会が実現出来たのは勿論わたし1人の力ではなく、会の主旨にご理解頂き開催に向けてご協力・ご尽力頂いた各方面の皆様のおかげです。

遠路はるばる来日して下さったイタリアの出版社Kira Kira edizioniのエレナさんとそのご家族。イベント前には神戸まで来られない方にもお話出来るように、とインスタライブで絵本制作と翻訳出版の背景についてお話下さいました。

そしてイベント開催の場を提供下さった上、企画の練り上げ、広報活動、事前準備に加え当日の準備・進行・片付けまで尽力下さった牧みぎわ先生をはじめとする神戸日伊協会の皆様。

オンラインで登壇下さりイベント当日だけではなくTwitterスペースでの事前対談まで快くご承知頂き、編集に対する想いをお話下さりました編集者の細江幸世様。

そして同じくオンラインでご登壇頂き翻訳家としての目線で原文と訳文を比較しながら翻訳について惜しみなくお話頂きました関口英子様。

そしてイベントに興味をお持ち頂きご来場頂きました皆様のおかげです。

17日のイベントではそれぞれにお力添えを頂き誠にありがとうございました。この場を借りて深謝致します。

ご来場頂きました皆様の中には、『カッパーノ』『ちこくのりゆう』『おむすびころりん はっけよい』といった絵本の作者である 森くま堂さん や、イタリア好きの編集者の こじまともよさん、『とびっきりのおむかえ』でいたばしの大賞を受賞され絵本『ぼくはしょうぼうし』の訳も手がけられた やまねかずこさん など、出版関係のお仕事をされている方々もおられたのでKira Kira edizioniや細江様、関口様、神戸日伊協会様のことを紹介出来る場にもなったかなと嬉しく思っております。

最後にご挨拶頂いたエレナさんからは「私はイタリアと日本の文化の架け橋となれるように、と日本の絵本を出版する活動をしています。そんな中、同じようにイタリアの絵本を日本で紹介し、絵本を通じて日本とイタリアを繋ぐ活動をしているチェルビアット絵本店と一緒にイベントが出来て嬉しいです。」とのお言葉を頂きました。

イタリアと日本、それぞれの国で活動をしている両者が出会えたこと、想いを一つにしてイベントが開催出来たこと、こちらこそ嬉しさでいっぱいであり、感無量です。

チェルビアットの今年の活動の中の山場の一つであり、前半の節目となるイベントを無事終えられたこと心より嬉しく思っております。

無事にイベントが終わったことで安心し切ってしまったせいか、日曜日は反動で精魂尽き果てもぬけの殻になってしまっていました。

力を蓄え直し、充電してまた今年後半戦に向けて走り続けていきたいと思います。

これまであたためてきた想いを伝えるイベントや活動が後半にもありますので、またお知らせ出来るタイミングが来たら随時お伝えさせて頂きます。

宜しくお願い致します。

チェルビアット絵本店
四方 実

絵本
KIRA KIRA edizioni の絵本
ワインとおつまみ
エレナさん一家と神戸日伊協会の面々

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