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歌誌『塔』より

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歌誌『塔』(2019年10月入会)に掲載された歌や評をまとめています。
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2024年4月の記事一覧

歌誌『塔』2024年2月号作品批評(2024年4月号掲載)-後編-

歌誌『塔』2024年2月号作品批評(2024年4月号掲載)-後編-

みなさま、こんにちは。
今日は初夏の風。
四月号の歌評原稿を書き終えたら外に出る予定です。

写真はやまぶきの花です。

選者:梶原さい子
評者:中村成吾

古本を買ってひらいてみると書き込みがあった。うわ、書き込みがあるよ…と落胆するか、どれどれ何が書いてあるんだ…と愉しむか。主体は後者のようだ。歌集や句集では作品の頭に丸印がついている古本にお目にかかることが多い。気になる言葉に波線が引いてあっ

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歌誌『塔』2024年2月号作品批評(2024年4月号掲載)-前編-

歌誌『塔』2024年2月号作品批評(2024年4月号掲載)-前編-

みなさま、こんにちは。
ここ最近、一気に気温が上がってきました。
街中には半袖の人も。

写真は「みぞそば(溝蕎麦)」の花です。
それでは2月号の作品批評をどうぞ。

選者:梶原さい子
評者:中村成吾

「やはらかな群れ」という把握が、子と向き合う主体の実感を読者に伝えてくれている。
短歌では「愛している」などと言わなくともしっかりと伝わるものだ。
そして、下の句では主格を入れ替えたリフレインが展

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