【DIY】レンガを埋めるだけのカッコよくなるおうちプロデュース

2020年5月29日 17:53

レンガを埋め込んだ小道って素敵ですよね。植物の緑とレンガの赤のコントラストは、少し特別な雰囲気です。埋め込むレンガとは、何か特別なレンガなのかしら。そう思って色々調べてみました。

敷き詰めるレンガの選び方

壁用のレンガは薄くスライスして、壁への重量を軽減しています。薄いレンガとは２センチくらいの厚みでしょうか。埋め込むレンガはというと、厚みが７センチくらいあります。とても分厚いです。壁用のレンガはスライスレンガと言って、もともと分厚いレンガをスライスしたものなんですって。

埋める前に丈夫さレベルを決めなくてはならない

まずどれくらい頑丈にするかを考えなくてはいけないようです。人が歩くだけなのか、車の乗り入れができるほど丈夫に仕上げたいのか、それによって下地の作り方を変えるのです。

【人が歩くだけ】お庭に小さな小道や遊び場スペースとして、簡単にレンガを埋め込む方法です。
【車が乗りこんでもしっかりしたエリアを作りたい】地面に埋め込んでもしっかり沈まない埋め込み施工をしたい！そんな場合は下地に砕石を敷き詰めます。
【プロ級の下地を作って美しさをキープ】DIYレベルじゃ満足しない方向けの本気の施工は下地の硬さを極める！安心度が高い施工です。駐車場や玄関などに向いています。

【人の歩行のみ】簡単な埋め込みレンガ

１．均一な深さで穴を掘り、下地を固めて平らにします。
２．隙間を数ミリ開けてレンガを並べます。
３．ゴムハンマーで軽く叩いてレンガ表面の高さを揃えます。
４．レンガの隙間に目地砂を入れて、ほうきで掃きます。

【車の乗り入れ場所にもOK】

１．均一な深さで穴を掘り、下地を固めて平らにします。
２．砕石を5～10センチほど敷きつめ、足踏みして平らにします。
３．その上に砂を２～３センチの厚みで敷き、平らに敷きます。
※砂の代わりに「バサモルタル」の代用OKです。
４．隙間を数ミリ開けてレンガを並べます。
５．ゴムハンマーで軽く叩いてレンガ表面の高さを揃えます。
６．レンガの隙間に砂を入れて、ほうきで掃きます。

【プロ級の下地を作って美しさをキープしたい】

１．空練りモルタルを作ります。セメントと砂を１：３の割合で水を加えずに混ぜます。
２．コンクリートの上に空練りモルタルを約1センチほど平らに敷きます。
３．レンガ同士の隙間を数ミリ開けて、レンガを並べます。
４．ゴムハンマーで軽く叩いて、高さを揃えます。
５．レンガの隙間にも空練りモルタルを埋めます。
６．ジョウロで軽く水を撒き、養生したら完成です。

大事なのは下地を平らにすること

レンガ敷を上手に仕上げたい場合、下地をきれいな平らにする必要があります。そこで「水平器」があれば作業がラクに進みます。施工前にひとつ購入しておいた方がいいと思います。
下地がきれいな平らになったら、一旦レンガを仮置きします。穴の深さは大丈夫かな？というかんじです。

仮置きしたレンガを取り除いて、いよいよ砂を入れたりモルタルを入れたりしましょう。下地を平らにすることを作業の途中で確認します。角材などを使用して平たくすること、水平器を使って確認、忘れないようにしましょう。

作業の途中で何度も水平かどうかを確認すること。これはとても大切です。

レンガを敷くのも平らにすることがポイント

レンガを敷いている最中もレンガの厚みによって高さがいろいろあることに気づきます。微調整をしながら作業を進めます。水平器を使って、角材を使って、きれいな平らにしましょう。

レンガをきれいな平らにしたら、長持ちする美しいレンガの小道が出来上がります。駐車場にするにも玄関アプローチにするにも、できるだけ長く美しさを保ちたいですからね。下地をきれいな平らにすることをお忘れなく。

ガーデニングの一部としてレンガを積み上げたい

お庭で野菜やお花を楽しむガーデニングを、ちょっとこだわりのレンガを積み上げてもステキです。分厚いレンガならしっかり土を囲ってくれます。
積み上げるための接着は「モルタル」です。きちんと積み上げてモルタルを乗せ、またレンガを積み上げる。そんなに難しくないからやってみてください。お子さんと一緒に思い出のコーナーを作るのも楽しい！
バーベキューが大好きなお父さんにはこんな素敵なBBQ用のレンガ積みもいいですよ。いつでも好きな時にジュージュー焼けるのがたまらない！週末の楽しみが倍増です！