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選ぶ女と選ばれる女

私のざっくりとした感覚だが、

このタイトルでこの記事を開いた人は
"誰かに選ばれたい!"と心のどこかで
感じている人がほとんどかと思う。

それがある特定の人なのか、
まだ現れていない未来のパートナーなのかは
わからないが。

どっちにしろ、
"選ばれる女"になれば、結果的に幸せになれると
大勢の人が考えているのだろう。

この年になると何のSNSをみても
AIが勝手に
『本命に選ばれる人の特徴は〜』
などという薄ら寒い投稿を
いちいちオススメしてきやがる。

もっとこう人生が豊かになる投稿を
出してくれ。
美味しいパエリアの作り方とかさ。
(スペイン料理大好き)


話がズレたが、なぜみんなして
"男が選び、女側が選ばれる"という認識なんだろう。


私はこれだけは声を大にして言いたい。


選ばれるな、選べ。


理由はたった一つ
すべての主導権を自分で握れるからだ

好きになるのも、付き合うのも、別れるのも、
結婚するのも、全て自分が選ぶのだ。





こんな話を知っているだろうか。


パートナー関係の2人の間のうち、
より"私は愛されている"と感じている方が
相手に依存しやすくなり、
自分をコントロールできなくなる。


最初に『好きだ』『付き合おう』と言う方よりも
言われた方が"愛されてる感"を感じており、
言われた方が相手の一挙一動に神経質になるのだ。

そうなってくるとその恋愛の主導権は
最初に動いた方に握られる。


告白やプロポーズをされて
私はこの人に選ばれた!と喜んだのも束の間、
最終的にはめちゃくちゃ損をすることになる。


女が"選ばれる"立場にいることに
何のメリットがあるのだろうか?


まさかまだ
「女から言うなんてはしたない」などという
いにしえから続く言い伝えを真に受けているのか?

自分から言うなんてプライドが許さない!
という誇り高きおなごには申し訳ないが、
その変なプライドを守ったがために
人生の大事な時間を男に振り回されて
消費することになる。

相手に"私を選んで!"という待ちの姿勢をとるのは
決断をしないのである意味ラクだしストレスも無い。

だがそのプレッシャーは男側にも確実に伝わり、
男が逃げたり言い訳をする原因にもなるので
結局プラマイマイなのだ。



だから女は常に自分が選ぶ立場にあるということを
忘れてはならない。


私たちは商品棚に並べられた"品物"ではない。



そしてこの"私が選ぶ"というスタンスは
相手にも理解させなければならない。


一番わかりやすく、迅速に理解させる方法は
自分の本能に従って行動することである。


例えば
この人いい!と思ったら飲みに誘い、
手を繋ぎたいと思ったら自分から相手の手を握り、
好きだと思ったら軽々しく好きと伝える。

いたって単純なことだ。


おしとやかで恥ずかしがり屋な日本人女性には
ハードルが高く感じられるかもしれない。
だから少しずつ訓練が必要だ。

これは経験した人なら分かると思うが、
やってしてまえば意外と恥ずかしさは残らない。

むしろ自分の本能の通りに行動しているので
どこか清々しさまで感じられる。

そうやって自然に自分が主導権を握れば
完全に自分のペースで恋愛を進められるようになる。

自分が主導権を握っていると
相手の言動にいちいちソワソワしなくて済むので
ずっと精神が穏やかで健康的な恋愛ができる。

ちなみにこれは私も実験&実証済みである。



最後に

"選ぶ女"になるために必要なのは

自分がこの道(人)を選んだということに責任を
持つこと。これだけである。

自分が選んだのだから
どんな結果になろうと後悔しない。


芯を持ち、しなやかに、能動的であってほしいと思う。


たぶん今この記事を読んでくれた人が
選ぶ女になるぞ!と心に決めても


どうせしばらくしたら忘れて
『あれ?これ私待っちゃってるな』状態に
なるのは目に見えてるので

その時はぜひまたこの記事を読んで
思い出してほしい。


なんだったら記事をスクショして
スマホのホーム画面にしてくれてもいい。大歓迎だ。



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