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居酒屋チェーンはコロナでオワコン化が進むのでは

転職活動は新しい会社で無事入社日を迎えるまでが転職活動。というか本当に「内定取ってからが本番」というのを実感しております。
内定取ること自体はそこまで難しいものでもなくて、内定を取った途端、一気に大変なタスクが発生するのです。ぶっちゃけ面接よりも内定取ってからの方が遥かに緊張しています。入社書類準備、退職交渉、ひいては物件確保など、1つでもミスをすると入社日が遅れる上、しかも一回退職申告すると後には引けなくなりますからね。
それでも退職交渉はゴリ押しで何とか上手くやり、退職日は正式に決定したのであります。

🍻感染拡大で呑みは控えるしかない面はある

まぁ今の職場に関しては2年半、平穏に過ごさせて貰いましたし、人間関係はこれまでの職場と比較して恐ろしいまでに良好だったので、身内間(?)での送別会のお誘いに関しては受けようと思ったわけですよ。
ただ提案された日は翌日も残留する人は出勤(車の運転がある)な上に、私自身も最終出勤を終えたらそのまま関西に直行したいところで辞退することにしました。まぁ、コールセンター勤務時代まで当たり前のように人が辞めてく会社ばかり働いてたから、送迎会なんて文化は経験無いんですけどね。
まぁ第6波の感染拡大の影響もあり、まん延防止措置や緊急事態宣言発令を考慮すると、到底宴会を開ける状態では無いと言えばそれまでで、宴会でのクラスター発生は、偉く世間様から怒られますからねぇ・・・。
ただ、あれこれ言い訳すると、ご時世考えたら今の時季の歓送会、幹事も主賓も企画が立ち上がる時点で辛い思いしかしないよね。
主賓としては受けても断っても後味悪いし、企画する側としても感染拡大防止を理由に断られるのは「正論を振りかざされるような不快感」があるわけです。

🍺とはいえ中止を喜ぶ声も多くある

とは言え、歓送会や新年会に忘年会など、会社行事としての飲み会が中止になって喜ぶ人は沢山います。若い世代ほど顕著になっていますが、決裁権のある人が多い世代と決裁権が無い人が多い世代、各年代ごとに育った文化の違いなんかも影響していると思います。
ちょいと話を逸らすと、歳差のある人との恋愛や結婚は止めた方が良いという話をするとき、私は「通信ケーブル」を引き合いに出しています。
通信ケーブルって言うのはゲームボーイで他のプレイヤーと繋がるために必要だった備品なのですが、今の30代後半って言うのは通信ケーブルを使って中学生までの時を過ごしているわけです。
今の20代は通信ケーブルなんて使ったことも無いし、見たこともないでしょう。だってネットネイティヴに生きてるわけですから、通信ケーブルなんか見ることは無いわけです。10個歳が離れるとここまで文化が違うので、価値観のすれ違いは当然起こります。
40代、50代は中止を嘆く声が多いですが、これもやはり「娯楽が少なかった時代の名残」なんじゃないかと思うわけです。いわゆる昭和型人間は会社を出ると暇だったので、酒とゴルフくらいしか楽しみが無かったわけですよ。彼らはインターネットネイティヴでは無いのに対し、今の20代はインターネットネイティヴ世代。しかも所得が少ない20代にしてみれば、2時間で4000円も使うような出費はしたくないわけです。そりゃ宴会の中止も喜びますよ。

🍶旧ノーマルには戻れない

地方なんか行くとカフェが無くて、居酒屋だらけだったりするのも、これ酒しか娯楽が無かった時代の名残なんじゃないかなぁと思うわけです。
でも今はアマプラやらhuluやら動画サービスは充実してるし、ゲームに至っては家庭用ゲーム機のソフトだけでなく、スマホもPCもゲームが充実し、オンラインで他のプレイヤーと繋がることも当たり前になりました。
そう言った意味では、居酒屋の需要が減る要素は2019年以前からあったと言えます。ウイルス騒ぎが居酒屋文化の変化を一気に加速させた側面はありますね。
まぁ飲みゅニケーションもね、社費でやる分には良いと思います。コミュニケーションを促進して生産性アップに繋がれば、それは価値のある宴会かとは思います。
ただ、騒動後も飲みゅニケーション文化が全面的に復活する企業って言うのは、そう多くは無さそうです。そう考えると、居酒屋チェーンというものはオワコンになってくるんじゃないかと思っていて、騒動が終わっても難局は続くんじゃないかなぁとは思いますね。


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