見出し画像

投信はやったらアカンのは確かや件💸💸💸

晴れたら少し石神井公園で写真でも撮ろうと思っていた土曜日でしたが、天気予報外れて雨になったため、ひたすら本を読んで過ごしておりました。
今回は民主党政権時代に書かれていた「家計・非常事態宣言」を読み、この本が発売されてから10年後の今、意外と変わってないというか、前に進んでない日本を想うと、先が暗澹たる気持ちにもなるのですね。
地価は東京の一等地を除いて下がっていく、給料は上がらず、家を買ったら住宅ローンで痛い目見るのが関の山。
その中で、投資についても触れられていたので、今回は少し投資の部分について書いてみたいと思います。

💸プロに運用してもらう事の不確かさ

荻原博子氏は何かの雑誌かテレビの人から、投資信託に関するコメントを求められたことがあり、回答として「やらないのが一番としか言えません」と返した話がありました。
投資信託って言うのは投資ファンドにお金を預け、運用してもらってお金を増やしてもらうってやり方です。この投資信託には「信託報酬」って手数料が発生するわけですが、この本が書かれた2010年と言えば、超・円高時代だったわけです。
この時代より前に投資信託で外債を買っていた人は、この時、大損を被ることになっていたのですね。確実に元本割れをしていたわけでして、酷いケースでは資産価値が半分近く落ちてしまっていたというわけです。
さて、改めて「プロに運用を任せる」って言うのもリスク管理の観点から大丈夫なんかっていう感じはしますよね。
投信には債券ファンドと株式ファンドがありますが、どちらも仕組みとしては顧客から預かったお金を複数の企業・団体に投資して、リスクを分散しながら利益を狙っていくっていうやり方なんですね。
だから一見、忙しいサラリーマンでも安定運用できる、的な感じもあるけども、果たしてそれは本当にそうなのかっていうものはあります。
私の場合、最初から個別の株や債券を買うことしか考えてなくて、投資を始めた後にこの本を読んでも、本中で言われてる「リスク分散言うなら個別株をいくつか買ってポートフォリオ作る方がマシじゃない?」って言うのは、確かなことだと思います。
参考までに私は三菱電機、三菱重工、川崎重工、小松製作所、日本車輛製造の株式を持っています。個別株で買うって言うのがやっぱり投資に当たって大事な気がして、プロに投げっぱなしにして儲ける(損する)より、自分で各企業の業績や業態、理念などを調べて、納得した上で個別株買った方が良いと思いますね。
実際、今回買い付けている5社にしても、重工2社は無配でしたが、三菱電機と小松製作所は今の状況でも利益を出しており、配当もしっかり貰えました。株価にもそこは反映されていますね。

🏧50代から投資を始めるのはあんまり好ましくない

画像1

多分、荻原博子氏の場合、50~60代に投資入門を薦めるってことは無いだろうなぁ。間違いなく「貯金をするのが一番」って回答になるだろうし、実際問題、それが正しい気もしています。
投資ってどっちかって言うと普段から金銭管理のしっかりした人でないと厳しいんじゃないかと。で、そういう金銭感覚のしっかりした人は、割と早い段階で個別株の投資で堅実投資を始めてるんじゃないかって気がします。少なくとも40代までには・・・。
だから50代になって地位やお金を一度でも手にした人ほど、逆に投資は失敗しやすい気もするのですよ。
そう言えばこのアンケート、インデックスが過半数を占めてますね。恐らくインデックスファンドのことだと思いますが、ここでもまた投信がオススメされるというわけです。
でも、どうしても投資をやるなら、私は個別株にするべきだと言うでしょうね。そもそも投資のプロなんて言うのが怪しい響きですし・・・。

💱市場なんてまず読めません(少なくとも短期は)

恐らく日経新聞や東洋経済、現代ビジネスで投資に関する寄稿をしている人達は、正に「投資のプロ」と呼ばれる人達なわけです。で、彼らの予想する日経平均に関しても、やっぱり当たるかどうかって、わからないんです。

参考までに今年の6月段階、東洋経済では日経平均が2万3000円台まで上がると予想してたわけですが、実際は更に高くなった。
金融緩和次第では今の26000円台より更に上がることも考えられるし、下がることも考えられる。翌週の日経平均さえアナリストによって予想レンジが違うわけです。
ある意味、投資のプロなんてのもなかなか怪しい響きになるわけです。これを踏まえて「投資のプロに運用手数料払って投信をやりたいですか」と改めて聞いた時、投信をやりたいと答えられる人が何割いるかって話ですね。
前澤友作氏も慣れない短期投資で大損しましたが、少なくとも「俺はこの会社を応援したい」みたいな気持ちが特段無い人は、投資には手を出さないのが無難なのでしょうね。

【運用WEBサイト】


この記事が参加している募集

ご一読ありがとうございます。お読みいただいた記事がもし無料、あるいは価格以上の価値があると思ったら、フォローならびに、サポートいただけますと幸いです。