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[朗報!]IEサポート終了で社内の改革反対屋も一掃!:クラウド活用あるのみ!

いやぁ、今ごろ役所や金融機関は大騒ぎでしょう。大きな企業ほどレガシーなシステムが動いており、しかもそのシステムで使われるブラウザーはIEです。そのIEが遂に来年の6月でサポート切れになるにあたり、大企業ほどどえらい騒ぎになっているわけです。
いやぁ喜ばしい。これを朗報と言わず、何と言う!!
私はIEのサポート終了を歓迎します。もう大歓迎!
何と言ってもIEのサポート終了によって、これまで新システムに反対し続けてきた反対勢力を黙らせることができるからです。
まぁ何せ日本人は保守的過ぎるんで、新しいシステムの導入なんて聞いただけで理由も示せず反対する輩は多いのです。しかしITというのは保守的であることを許しません。
「IEサポート終了で馬車馬のように働かされて泣くエンジニアもいる!」
それは確かにそうですが、それは今でなくとも、いつかは通る道。それがちょっと早くなっただけの話に過ぎません。

🌐そもそも移行の期間は充分にあった

WindowsXPや7のサポート終了に伴うOS移行の時もそうですが、サポート終了直前になって色々と焦りだすのが日本企業の常。はっきり言って対応遅いんですよね。今回のIEサポート終了で焦る企業はほぼ間違いなくXPや7をサポート終了前のギリギリまで使い続けてきた企業と一致するでしょう。学習しない。
Microsoftとしては概ね2018年頃には脱IEのビジョンを描いており、少なくとも2019年の2月段階から「IEは使用せんといて」と言い続けていました。Windows10のリリースは2015年で、今時点でも5年半が経ったわけです。IEのサポート終了は充分視野に入っていたでしょう。
今になって焦る企業を見ると「何を今さら」感が否めません。というか、既にChromiumベースが主流の時代になってまで、まだIEを続ける意味が解らないわけです。

🌎Saasで出来る業務はとっととSaasへ移行すべし!

「グループウェアがIEしか対応してないんですが・・・」
「マジですか? グループウェアなんてSaasを使いましょうよ」
いやぁ、今時グループウェアがIEしか対応してないとか末恐ろしい。
IT勉強会とか参加してると、渋谷のITベンチャーは如何に新しいツールを効率的に活用してて、SIerなんて古いシステムを非効率に運用してるかをまざまざと体験させられました。
客先常駐で運用の仕事してると実感しますが、大きな企業ほど使っているシステムはカスタマイズが多く、保守性も悪いモンスターと化しています。
「こんなんSaasで足りるやろ」
そんなデータの管理ですら高額なシステム保守料金払って(しかも実質的には保守されてない)オンプレ運用しているのですから、涙しか出ません。
そもそも私からして言えばWEBアプリケーションを特定のブラウザに依存するという考え方自体が無いです。
私は個人PCに関して言うと、noteはEdgeで書いてますが、インスタはYandexで投稿してます。幸子・・・サーチコンソールもYandexですが、別にYandexでなくとも作業は出来ます。個人で使ってるZohoも特定のブラウザに依存しませんし、特定のブラウザに依拠すること自体が馬鹿げています。
「流石に業務アプリケーションまで同じように考えるのはどうよ」という意見もありましょうが、どうしても外出し出来ない場合を除き、WEBアプリケーションをクラウドで使わないのも疑問なのですが。

💻結局罰を与えられないと動かない

これは常駐先の人がよく言う言葉なんですが、やはり平均年齢も高い環境もあって「ウチの人間は罰を与えないと新しい働き方に馴染もうとしない」そうです。
尤も、これは私の常駐先に限った話では無いでしょう。多くの日本企業が体質として「部分最適化されたレガシーなバカ高いモンスターシステムを使い続ける」のです。
「新しいシステムを導入します」なんて言っただけで「とにかく反対、理由は無いけど大反対!」なんて輩は少なくありません。結局、そうした人間を説得するには罰を与えるしか無いわけです。
今回はMicrosoftから「IEサポート打ち切っから!」という脅迫があったおかげで、多くの企業が大慌てでシステム更新対応に迫られるでしょう。
では新しいシステムに馴染めないと、反対する人間というのはどうしたら良いのでしょうか。最も有効な手段、それは解雇です。なんならPCのアカウントを停止してあげても良いかもしれません。
目まぐるしく動くデジタル時代。新しいシステムを使いこなそうという気持ちの無い人にパソコンを触らせるのは無駄です。しかし、罰を与えるべきだと言っても、組織で生きる以上は出来るだけ組織内の人間との軋轢は避けたいものです。
今回はMicrosoftがIEサポート終了を打ち出したおかげで新システムへの移行を考えざるを得なくなり、どんなにシステム更新を反対する人間がいたとしても揉めなくて良い。IEサポート終了を武器に説得できるのです。
これを朗報と言わずして何と言う。
あ、因みに今年はITエンジニアは恐ろしく不足することになるでしょうけども、間違ってもITの求人で「お客様先で業務」なんてものに応募しちゃダメだぞ。プロジェクトが火を吹くのは、目に見えている求人ですからね。

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