🗾📰新聞社が新聞社として機能しとらんのは確かよね

ついこの間まで苫米地英人は公開アカウントだった気もするのですが、いつの間にか🔑付アカウントになってりました。
｢何があったし｣
と思わんでもないのですが、意外と怪しい言説流すことがある人やったりします。
それはそうと、引っ越し前に練馬図書館のリサイクル資料となっていた「その検索はやめなさい」を京都まで持ってきていたので、コイツを読んでみることと致しました。
まぁ、怪しい要因というと、正しい科学を主張してるとしている人物に武田邦彦を挙げてましたからね・・・。
そこはどうしても「ん？」と思わざるを得んのでして、ところどころツッコミどころがある本な気がしないでもないですが、読んだところで感想を書こうと思います。

💻英語検索はちょくちょくするようになった

この本が発行された２０１０年と言えば、私はまだ大手通信会社の中でコールセンターの仕事をやってました。
当時使ってたのはＮＥＣの８２１Ｎってガラケーで、その後使った００１Ｎも含め、ガラケーながらブラウザは５タブまで開けるのが強みでした。
お蔭様でスマートデバイスのデビューはＷｉＭＡＸコールセンター勤務となり、ＳＨＡＲＰからＷｉＭＡＸ内臓タブレットが出るまで、スマートデバイスへの移行はしなかったですね。
ガラケーからＷｉＭＡＸ内臓タブレットに変えた時、回線の速さは元より、様々な情報やエンタメに手軽にアクセスできるようになったことに驚いたものです。これが原因となってＷｉＭＡＸ内臓ＰＣも買い、ＷｉＭＡＸマニアと化したわけです。
で、今はソフトウェアが大好きな人間となりましたが、Ｗｉｎｄｏｗｓタブレットでは本当に日本語検索では満足の行くソフトが少ないことはＲＴを使っていて実感したわけです。
ＷｉｎｄｏｗｓＲＴはＷｉｎｄｏｗｓストアからダウンロードしたアプリしか使えませんから。ではどうやって良いアプリを探し当てたかと言えば、やはり英語検索をするわけです。
私の使ってるＭｉｃｒｏｓｏｆｔアカウントはフランスのアカウントで、Ｙａｈｏｏ！に至っては英国のアカウントです。ｊｐアドレスなんて使ってないですからね。
とは言え、英語検索は本書でも勧められているとは言え、実際に日常生活で必要な場面はあんまり無いっちゃないですわな・・・。
ＩＴ系の仕事やってる人はまぁ英語は必須なんですが（基本的にＩＴ技術の殆どはアメリカの技術なんで）、日常生活の大半は日本語で過ごすので、英語検索を出来ない＝ダメってわけでもない気はしますね。

📰既存メディアの衰退度

著者は主に朝日、産経、読売、毎日と言った国内メディアを指して既存メディアの衰退を指摘し、ＣＮＮのＴｗｉｔｔｅｒアカウントフォローを薦めてたんですが、ウクライナ戦争でＣＮＮすら信用できない状態となりました。

まぁ西側は以前からロシアを仮想敵国として扱ってましたから、彼らがウクライナ応援するのは当然なんですよ。ソ連が崩壊してロシアになってからは「冷戦オワタ」が共通認識だったと思うんですが、少なくともプーチン即位時から冷戦って続いてたわけです。
まぁＣＮＮはアメリカのメディアだし、ロイターとＢＢＣは英国メディアなんで、彼らが自国に都合の良い報道しかしないのは当然なんですよ。それを悪だなんて言うつもりも毛頭ないんでね。
ただ、朝日も毎日も読売も産経も、基本的に西側メディアの報道を表現変えながら転載してるだけなようなモンで、ホント衰退した。
ぶっちゃけ国内、海外問わず主要マスメディアが全く信用できないのがウクライナ戦争報道なんで、読むだけ時間の無駄です。
いや、苫米地英人も「新聞自体は必要」とは言ってて、そこは私も大いに賛成なんですよ。どうあっても新聞社の機動力には敵わない。なのでスピーディに『事実を知る』という点ではマスコミは有用なんです。
ただね、苫米地英人的な検索方法をして質の良い情報に辿り着くというのは一般人での再現度、あんまり高くはない気もします。
特にツイッター民なんてヘッドライン（タイトル）しか読めませんから！

酷い時にゃ「タイトルすらちゃんと読めてませんぜ旦那」と言う事例もあるんで、精読に慣れてないのかなと思われます。

🏠良い物件の確保は検索力から

正直、この本で書かれてる検索は個人的に意識せずにやってたことなんで、概ね誰もが出来てることなんじゃないかなと思ってたわけですよ。
それが昨夜「年収１６８万円で家賃６．３万円に住んでる俺凄い」というツイートを見ました。
検索すると高円寺のワンルームの家賃相場は６～７万円くらいだそうです。
これが珍しい人間かと思えば、別に東京では珍しくもないんですってね。
職業もフリーランスだったみたいだし、東京で対面の打ち合わせとかが無い限り２３区に住む理由も無い気がしますが・・・。
何なら丹波橋（京都市伏見区）だと同じ家賃で結構良い間取りありますよ。
私自身も京都市の二等地くらいのところに上のツイートの人と同じ家賃で２Ｋの間取りに住んでますけど、職場の人に「そこで家賃６万円台前半は安すぎ！」と驚かれます。
ただ、やっぱり良い物件の確保は検索からスタートするんですよ。特に自分は東京都⇨京都市に引っ越そうとしたわけですから、内見ができません。
遠方引っ越しを成功させるにはまず検索力が必要不可欠になるわけです。
って言うか、これ別途記事にしたいと思いますが、年収３００万円以下で東京いる理由なくない？
大学生ならいざ知らず、フリーター＆派遣や満員電車通勤に耐えながらの年収３００万なら、サッサと転職した方が良いです。
東京の年収３００万円なんて地方の手取り１６万円と大して変わらないですから。
なんなら大阪は家賃安いですよ？
大阪に住むことに全く関心が無かったので最近まで知らなかったのですが、大阪市内は物件余りまくってるんで、結構家賃安いです。これを知るのにも検索が必要なんで、検索力は養った方が良いですね。

📺ググる時代からチュブる時代の情報格差

今はもうググる時代からチュブる時代に変化したのではないでしょうか。
ある意味、チュブる時代になると、検索も碌に出来ない人が出てきてる気がします。
まぁチュブる時代だからこそＶＴｕｂｅｒがある種のデジタルキャバクラとして隆盛を極めたわけですが、ググる習慣が無くなってくると、咄嗟に「検索ワードが思いつかない」でしょ？
何だかんだで人の本性って「自分で調べるより人に訊きたい」が本音なのかなと言うのもあって、Ｙｏｕｔｕｂｅ時代になったのはそこも絡んでるんだと思います。
逆に言うと、チュブる時代だからこそググれる人間との間には情報格差が出てくるんじゃないかなと思っていて、基本的な検索の仕方は再学習すると良いのかもしれないですね。