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キリスト・イエスにあって

来週から、待降節、アドベントです。
世界に主の平和が訪れますように。
教会の礼拝で、喜びの中、クリスマスを迎えられますように。

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テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 5章16~18
いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
どんなことにも感謝しなさい。
これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。

Be joyful always,
pray at all times,
be thankful in all circumstances.
This is what God wants from you in your life in union with Christ Jesus.

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テサロニケは大きな街で、パウロさんたちが伝道したんだけど、ものすごい嫌がらせにあって、パウロさんはテサロニケにはいられなくなった。
パウロさんは、「テサロニケの教会の人たちは、いじめにあってるけど大丈夫かなあ、ちゃんと礼拝できているかなあ」と、とても心配でした。
弟子のテモテさんが、テサロニケの教会に遣わされました。
テモテさんが言いました。「パウロさん!テサロニケの教会は、困難な中にあっても、イエスさまを信じる信仰で礼拝をしていましたよ!」
パウロさんはそのことを神さまに感謝して、テサロニケの教会に手紙を書きました。

その手紙に書いてあったのが、
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」
この言葉は、パウロさんがテサロニケ教会に送った手紙。
今日、この教会に送られた言葉でもあるんだ。
一人で、喜んだり、祈ったり、感謝したりするんじゃなくて、
教会や教会学校に来ているわたしたちに対して、
「あなたがたは、いつも喜んでいなさい。
あなたがたは、絶えず祈りなさい。
あなたがたは、どんなことにも感謝しなさい。」
という手紙。

でも、わたしたちは、いつもは喜べないし、祈れないときもあるし、感謝できないときもある・・・困難なこと、あるよね。
だから続きを読んでほしい。
「これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられること」。
「キリスト・イエスにあって」、教会のわたしたちは、「イエスさまと共にいる喜び」に生きています。
イエスさまはクリスマスにお生まれになり、十字架にお架かりになり、わたしたちの罪をゆるしてくださった。そして、復活されて、天におられ、今も生きて働いておられ、わたしたちの教会を導いてくださっているんだ。
「あなたがたは、キリスト・イエスにあって、いつも喜んでいなさい。
あなたがたは、キリスト・イエスにあって、絶えず祈りなさい。
あなたがたは、キリスト・イエスにあって、どんなことにも感謝しなさい。」

わたしたちは、一人でいると、「キリスト・イエスにあって」という一番大切なことを忘れてしまいがち。
でも教会に来て、兄弟姉妹と一緒に御言葉を聴いて礼拝して、イエスさまが定めた聖餐の食卓を囲み、ともに祈り合うと、「キリスト・イエスにあって」ともに喜び、祈り、感謝することができます。
みなさんは、この「キリスト・イエスにある恵みに感謝して生きるいのち」へと招かれています。
お祈りします。

天の父なる神さま
パウロの手紙を通じて、困難な中にあっても、キリスト・イエスにあって喜び、祈り、感謝できることを聴きました。イエスさまと共に歩む、教会の歩みを、どうぞわたしたちに与えてください。
来週からイエスさまの到来を待ち望む、待降節が始まります。
どうぞ一人でも多くの人とともに、礼拝ができますように。
感謝して、主イエスキリストの御名によって祈ります。アーメン