鬼滅とポケモン

遅ればせながら、鬼滅の刃が好きになりました。
日本語教師という仕事柄、流行りの漫画やアニメには一通り目を通すことにしているのですが、今担当している学習者は「鬼滅は見てみたけど世界観が難しいから見るのをやめました」とのことだったので、わざわざ今一生懸命見なくてもいいかなと思って後回しにしていたのですが。

養成講座の授業のネタにされる受講者が増えてきたので、これは改めて見ておこう思ってアマプラでまずアニメを見たのです。

面白い。

わたしは大学時代は哲学を専攻していたのですが、実は民俗学や宗教学、文化人類学にも手を出していたため、大正時代という時代背景や「鬼」の話などが非常にマッチしました。

アニメを全て見て、映画も見に行って、単行本も全て読みました。

作家の方はわたしの1つ年下。すごいなぁ。こんな世界観を若くしてしっかり構築できていてすごいなぁ。

で、映画を見に行ったという話を仕事だったり知り合いだったりにしたら、必ずと言っていいほど「泣いた?」と聞かれます。

うーん。
わたし感動こそすれ、映画、それもアニメ作品で涙することはほぼ皆無なのです。分析の視点で見てしまうから。
感涙なさった皆さんがどこで涙を流したかというのはわかります。

以前の記事でも書きましたが、要するに感情移入しないんですね。笑

それはそれとして十二分に楽しめましたし、知識欲を刺激されて漫画を全巻読み返してみたり、声優さんの出演するテレビやラジオもチェックするようになりました。


ちなみに、「誰推し?」と聞かれたら必ず「鋼鐡塚さん」と答えています。笑

母方の先祖が村上水軍(海賊)で、海賊廃業してから山陰の蹈鞴(たたら)をしていた、某有名漫画の珍苗字の家系なので、少年ジャンプの人気作の要素を3つも持っています。祖父のところに取材とかきたらウケるな。

それはそれとして、年末からポケモンの映画も放映されていますね。父子の愛がテーマなんでしょうか。
そちらはまだ見ていないんですが、CMを見ながらの夫婦の会話。
おっと「おれ、今回のポケモンの映画見たら絶対泣く自信がある」
わたし「そー、あなたは泣きそうね。ところで、鬼滅の映画(夫は漫画でしか見ていない)の部分はどう?泣くと思う?」
おっと「いやぁどうかなー。おれ、煉獄さんにはあんまり世話になってないから」

どういう理屈?笑

ポケモンの誰かには何かしらの形で世話になったことがあるようです。なんじゃそりゃ。

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