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どんなあなたも美しい。どんなあなたも価値がある。

体型のことで悩みやすいこの時期。

帰省で親親戚と集まったり、同級生と久しぶりに集まる場での和ませるための挨拶代りとして

「変わらないね」「ちょっと太った?」「お互いすっかりおばさんになったね」「前より痩せたじゃん」といった、見た目や体型に関する言葉が交わされるのは日本ではごくふつうの風景かもしれない。

しかし、たとえそれが本人としては褒めている、良いことを言っているつもりであったり、場を和ませるための自虐であっても

そういったちょっとした言葉が、自分でも気付かないうちに心の呪縛になっていることってよくあるのではないかと思う。

そんな気持ちが焦りに変わって、「お正月太りは早めに解消☆」とか「老化の原因はコレ!」といった画面上の言葉に踊らされそうになるときもあるけれど

本来的に、どんなあなたも美しいし、どんなあなたにも価値があるのだよね。

「『ありのままの自分の身体を愛そう』なんてよく聞く言葉だけど、それができれば誰も苦労しないよ…」

「どこかの記事で『そうだよね!』って共感したことは何度もあるけど、そのマインドが続くのは最初だけで、時間が立つとまた元の“自信のない自分”に戻ってしまう…」

そんな言葉を時々聞くし、わたし自身もずっとそう思ってきました。

デジタルな時代で、安易な情報やそれっぽい共感記事はいくらでも手に入るけど

どれだけ頭では理解した気になり、「今日からわたしは生まれ変わる!」と思っても、わたしたちの身体は、実体験を伴わない共感はすべてもれなく忘却されるようにできている。

だからこそ手を使い、足を使い、心で感じ、他者と関わり合い、時には凹み、悩みながら、自分自身の心と身体を通して答えを掴み取る、という実体験が必要なのだと思います。

そんな価値提供の一助として、今年もダンスを通して誰かの心に【わたしらしい美しさに目覚める体験】を手渡せたらと思っています。

わたしたちの身体は、“完璧な体型”を目指すためにつくられたんじゃない。

それは、毎日生きたいところに行き、好きなものを食べて、着たい服を来て、大切な人を愛し、夢や理想を描き、やりたい事をやるために与えられた、大切なもの。

この体型のせいでやりたいことができないと嘆くのではなく、この身体のおかげで、今この瞬間も大切なわたし自身と一緒にいられることの奇跡に、目を向けてみてください。

あなたが何かを楽しもうとすることを、外の意見に邪魔させないで。

どんな体型であろうと、あなたの身体はやりたいことをやるための準備ができています。


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