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ロジカルシンキング VS デザインシンキング論争に終止符を

「●●思考」を分類することで
結果として、表題の論争の愚かしさが垣間見えた。

■「●●思考」を分類してみる

「●●思考」を思い切って3つに分類する

<分類>

①ロジカルシンキング群
 ・対象(テーマ)を設定
 ・対象に対して結論を出すときに必要となる思考法
  ※いわゆる、「考えること」として一般的にイメージされるもの

②ポジティブシンキング群
 ・起きた事象や未来に対して、どのように感じるかを整理したもの
 ・事象の捉え方のススメといったところ
 ※一般的にはポジティブに捉えることを推奨していると思われる

③デザインシンキング群
 ・行動する際に意識するとよい考え方
 ※如何にして早くアクションに移すかを重視する考え方

■分類してみた結果


「ロジカルシンキングには限界が!これからはデザインシンキングだ!」
という主張が如何に的外れで無意味かを認識。

「神の子メッシの時代は終わった。これからはリアル二刀流大谷の時代だ。」
と言われたらどうだろうか?笑うしかない。土俵が違うのだから。


土俵が違うことがわかっていれば、今後も新たな「●●思考法」が出てきてもどの土俵に配置すればよいかを判断することが出来て混乱が少なくなると思われる。


で、結局ロジカルシンキング群の整理をすることこそが「●●思考」の整理に一番必要という結論に。

■ロジカルシンキング群に入るもの

ロジカルシンキングは勿論だが、クリティカルシンキング・・ラテラルシンキング、論点思考、仮説思考・・・多くがこの群に入ると考えて間違いない。
まずは代表的な思考法の相互関係を図示して、次回以降に説明をしていこうと思う。

<ロジカルシンキング群の相関図>


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