エミール・ガレの世界
こんにちは。チェロまほです。
先日下瀬美術館に母親と行ってきました。
2023年3月に開館した、出来立てホヤホヤの美術館です。
場所は広島の大竹市というところ。廿日市から車で高速に乗ると20分ほどでつきました。
実は朝ごはんはカフェラテのみで家を出てきてしまった親子なので、美術館についてまずカフェへ。
パンケーキ、、という言葉にそそられ、美術館価格に気付いたものの、まあせっかくだし、、ということで注文。
テラスにいる間に特に下調べなく来てしまった下瀬美術館について検索してみる。
テラスを進んだ先にあるレストランは、フレンチレストランで、有名なシェフが監修しているらしい。。
ランチに行ってみる?と昨日まで母とふんわり会話していたが、コースの価格を見て、そう簡単に来れる場所ではないということに気づいたのであった。。
いつか何らかの大切な日に来れますように!
他にも、一生の人生のうちに泊まれる時があるんだろうか?という一棟建ての宿泊施設たち。
素敵な小さなお家?がたくさんあって、どの部屋も魅力的。海外からのお客さんとか、宮島を一望できるこんなホテルに泊まれたら喜ばれるだろうな。
美術館以外にもこんな場所ができていたなんて知らなかった。びっくり。
さて、、
今回展示されているのはフランスの工芸家エミール・ガレの作品たち。
館内は撮影可。(動画は不可)
チケットを購入してガラス張り、鏡張りの廊下を進んでいきます。
ガレの作品は、私のイメージでは可愛い〜!綺麗〜!というイメージだったのだけど、、
実際じっくり見てみると、その緻密さにびっくり。
語学堪能で、歴史や植物学、あらゆる分野に興味があったガレ。
植物の葉、茎一本も、キノコの形も、、リアルでちょっと不気味にも思えるくらいに緻密に描いてある。
ガラスの作品でこんなに精巧に作れるもんなんだねぇ、、と言いながら母とのんびり鑑賞。
ガレさんは、聡明な方だったんだな、、
一通り展示を見ていつもの廊下に出ると、次の順序は、カラフルな箱?みたいなお部屋へ導かれる。
お部屋は全部自動ドアになっていて、開くまで中に何があるか全く見えない。
廊下を歩いている間は、近未来のSF映画に出てきそうなシーンを想像しながら歩いた。
私が近づくとじんわり自動ドアが開く
えぇ〜!!?
と母と目を輝かせながら部屋へ。
異空間へ誘われていくようなこの展示のあり方は、本当に面白いしワクワクする。
そんなこんなで全部のカラフル箱の展示室を巡った。
最後の方はガレではなく、ガレの時代を共に行きた作家の作品や、日本人作家の作品など多数展示されていて、それも面白かった。
あとは美術館の外に造られているエミール・ガレの庭、と名付けられた庭にも少し。
雨だったので、あんまり長くは見れなかったし、季節柄か?お庭も完全ではなかった。(完全ってなんだろう)
お庭を作るって大変よねぇ、と言いながら。
てなわけで、下瀬美術館、とてもよかった!
なんだかワクワクするし、規模もちょうどいい。
人が多いとちょっとしんどいかもしれないけど、平日にゆっくり見にくるにはいい場所だなと思った。
なにより広島で、割と近くにこんな素敵な美術館ができたのがうれしい。
ガレの展示は秋頃まで開催されているみたいなので、またどこかのタイミングで見にいこうかな。
次の展示もどんなものなのか、、楽しみだな!
ではでは。また。
ちぇろまほ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?