記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

NHK特集ドラマ「アイドル」を観た話

ハロメンが出演するのではないかと聞いて観ようかなーと思っていたところめいめいと正門くんも出演すると知り、観ない選択肢はねぇ!となりました。

正直ハロメン目当てだったのにあっという間にドラマに夢中になりました。やっと観終わった日に約15分延長されたバージョンが再放送される事を知りました。とにかく内容が良すぎて、もちろん録画しました。15分延長と聞いても一度観たドラマを録画するなんて普段だったらきっとしなかったでしょう。それでももう一度観たいと思うほど良いドラマでした。

↑登場人物の紹介や出演者コメントが掲載されているのでぜひ読んでみてください。

見る前の情報は、れらぴことアンジュルムの伊勢鈴蘭ちゃんが主人公の明日待子さんと知り合いだったということと、明日待子さんと須貝富安さんが結ばれるということだけでした。

放送されてから観るまで間が空いてしまっていたので、YouTubeのNHK公式チャンネルにて公開された"ステージショー"の動画を先に見ていました。

特にこの動画は何度も観ていて、華やかだなという印象でした。

ドラマではなかなかこのシーンが流れなくてどうなるんだろうと思っていたので、このシーンが来たときはとても衝撃的でした。

最初の鐘の音は空襲警報で、待子さんが客席側から入ってくるのは直前まで屋上から燃える町並みを観ていたから。
ほほえみながら見つめる須貝さんも、山口さんも、多くのお客さんたちもみんな戦地へ赴いていて、芳子姉さんはずっと前にムーランルージュを去っていた。
それどころかこの場には本当は明日待子さん一人しかいない。

このシーンのときにはすでにドラマを見る前に私が想像していたような華やかな世界ではなくてどうにか戦争を耐え抜こうとする苦しい時代が訪れていました。

“待子が劇場の後ろの扉を開けると、それが空想の世界への入り口になっていて、彼女が思い描いた理想のステージが始まる”

特集ドラマ「アイドル」ができるまで ~空気 めし ムーラン~

この記事を読むと、ショー部分の理解が深まって感動が増すのでぜひ読んでほしいです。どうやってショーのシーンを作っているのかが分かって面白いです。
引用している通りラストのショーシーンは待子の理想のステージなんです。
エロが売りじゃなくなっても自分がトップになっても芳子姉さんにはムーランルージュにいてほしかったのかなぁとか、須貝さんに見ていてもらいたかったのかなぁと想像するだけでもう涙腺が…

この流れにふさわしくない、すごくどうでもいい事を書いてしまうのですが『恋はやさし野辺の花よ』の正門くんがオタクのそれみたいだったので、でもこの二人は恋人なんだな〜と思うと胸が苦しくなります。ステージと客席ではアイドルとファンですから。須貝さんが出兵することになったと伝えるときに、待子さんと一線を引くような事を言うのですが、それだけでも切ないのに戦地に赴くファンを励ます言葉をかけるときもお互いアイドルとファンの関係に戻っているのがよりその恋の障壁の高さを感じさせられました。恋愛禁止のアイドルとファンである前に、戦争にその恋を分断されてしまったのですからね…

こんだけ長々と語っている私がこの動画を始めてみた時の率直な感想は「正門白いな」「しおりんってどこにいてもわかりやすいな」とかだったんですけどね笑
須貝さん(正門くん)の初登場シーンすごくかっこいいのに、「自分も怖かった〜」って言っちゃうの最高だよね!そういう所だよ!さすがリア恋!とか思いながらドラマ見てました。※役です

てっきりハロメンはショーでしか登場しないのかと思っていたのでお芝居のシーン(ドラマなので当たり前ですが)もあって驚きました。
山下育三郎さんの声がいいのはもちろん、めちゃくちゃかっこいいなと思いました。

ショーの動画が6本も見られるので下のプレイリストから見てみてください!

#ドラマアイドル #ネタバレ

只のオタクです