#14　軽薄な人は、すごいんです

私は軽薄な人物を尊敬します。
すごいと思うんです。
でも嫌いなのです。
否、すごいと思うからこそ嫌いなんです。
嫌いな人って大抵すごいんですよ。
自分に出来ないことをひょいひょいとやってのけていく。
だから嫉妬する。
ただ、能力的には凄いのに肝心の最終段におけるアウトプットが残念なので、腹が立つんです。
アウトプットがいい感じの人は尊敬の念しか湧いてきませんから。
ただただスゲー、となって感動します。
アウトプット如何、結局はそこなのでしょうかね。

追記：軽薄だからこそ、アウトプットに躊躇が無いのでしょうね。思慮がないというか。バカ程よく行動するものです。単に落ち着きが無いと言うか。お、今、ジム・オルークが脳裡をよぎりました。彼は思慮深いから作品に時間をかけるんです。沢山作っている＝行動している　はずのに、時間が掛かるというのは思慮深さ故です。彼は凄すぎます。私など、その凄さもろくに解っていないくらいだと思うんですけど。
あぁ、今日は攻撃性が出てきてしまっているなぁ。ちと反省。慈悲の心でもって文を書きたいですね。合掌。