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「名取さな」で折句37首

 折句とは:  短歌・俳句・川柳などの各句の初めに、物の名や地名などを1字ずつ置いて詠んだもの。「かきつばた」の5字を「から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬるたびをしぞ思ふ」〈伊勢・九〉と詠み込む類。(デジタル大辞泉より)  というわけで、「な・と・り・さ・な」を折句にして37首詠みました。 ※名取さなさんの配信内容に関連している歌は最後の一首以外ありません。 ※最初の一首のみ旧仮名遣いです。 1 名取川とう渡りてむ竜胆にさざなみ残す名のゆくへやは  * 2 流れ

    • ダブル歌会ですよね

       先ほどテーマ詠「負」の歌会とテーマ詠「SNS」の歌会に連続で参加してきました。片方はdiscord上、片方はCluster上で、文字にしてみればなんだか「今」という感じですね。  テーマ詠「負」の方から、提出した作品。 妄想のごとく夜汽車は疾駆せり球磨川禊の過負荷ともしも ※過負荷(ルビ:マイナス)  金曜日の15時くらいに上記の歌を提出したのですが、翌朝熊本県の球磨川が氾濫。作品の下の句は「球磨川が氾濫し、周囲の住人や建物を洗い流すという"禊"を行った。その消滅の"

      • 第17回天国歌会(百首会)で作った短歌

        鈴木ちはねさんと山本まともさんが開いた百首会という、一日で短歌を百首つくる会に参加してきました。短歌からしばらく離れていた、というか様々なものからここ半年ほど離れすぎているため、リハビリをしたいと思ったのがきっかけです。苦行みたいな感じはほとんどなく終始楽しかったです。 クオリティを考えなければぽんぽん短歌はできたものの、作った短歌を発表する予定も場所もないことに気づいたので、せっかくだからこの機にnoteに登録してみました。これ以降どの程度使っていくのかはわかりません。

      「名取さな」で折句37首