私について(7/10)
最後の前振り
※もう一つ大きな前振りを思い出したので書いてみました。
全容は次回からとなります。
元々連絡が繋がらない代表でしたが、私が役員になってからはまず会社にいないし、携帯はなかなか繋がらない…
倒産するまでの数年間は、代表でなければ出来ない業務以外全て私やスタッフで回してました。
業務の中で一番大変だったのが、集金業務でした。
当時、法人のお客様で集金を希望された場合、月末に集金して預かったお金を処理していました。
(本当に察して下さい)
この金額がなかなかの桁数だった為、今後は口座振替にお願いしていく流れとなりました。
残り数名という所で、普段いない代表から確認が入ります。
「残りは俺がやっておくから。駄目だったら集金でもいいだろ?」
集金は残っても問題はなかったのですが、そのタイミングが「変更されるとまずいのか?」って位絶妙でした。
集金が少なくなり私達の業務の手間が減るにつれ、代表は…
一層、会社に戻って来なくなりました。
倒産する年の正月でしたか…
普通に出勤したら代表がいたので、久々に雑談していると
「今はゴタゴタしているが、いずれ部門を任せるから好きにやりなさい。」
「引退する気なのか?」と想像しましたが、私は現役でいて欲しい気持ちもあった為、落ち着いたら考えましょうと話して終わったと思います。
やけに印象的でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?