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例えるなら、英語とスウェーデン語の差

ファンタジー小説の執筆と向き合うため、イメージに近い理想の音楽をほぼ毎日聴いて、たまに暇な時間を作っては参考になりそうな漫画を読んではいる。だが、小説本の購入は慎重に慎重をかさね、頃合いを見計らっていた。影響を受けやすいし、合う世界観、合う文体を探そうにも本のタイトルが多過ぎるジャンルだからだ。

取り敢えず何か読まねばと、書店で見かけたことがある『ウィッチャー』を選んだ。

Netflixでドラマ化済み。海外のゲームが原作。

当時お付き合いしていた彼氏さんに勧められて(※正確には強要されて)致し方なく遊び、あまりの洋ゲーっぷりと難易度の高さ、表現のキツさに堪えきれず投げたことがある。『biohazard』のファンタジー版みたいな作品だと言えば良いだろうか。

本の感想は--兎に角、頭の中に入って来ないので難しい。私の感性と合わないからだ。加えて、馴染みの薄いカタカナ言葉がひっきりなしに登場するのも原因している。タイトルに書いた通り、例えるなら、英語とスウェーデン語の差。前者は身近に存在するが、後者を日常で使うことは稀である。

以前、プロのとある作家さんに小説のアドバイスをいただいたとき「ファンタジーなら、もっと個性のある名前のほうが良いのでは?」と返信があった。私がその通りにしていない理由は2つある。

・名前を変えると、キャラの性格も変わる
(私自身、名前やアイコンを変えると、発言や接し方も大きく影響を受けてしまう性質)
・元々ゲーム化を意識した作品だから、プレイヤー(※小説では読者)が覚えやすい名前にしたい

『FF13』では、「パルスのファルシのルシがパージされて」を理解するのに時間を要したり、最後まで理解できなかったと酷評する人も居た。
『FF15』もプロンプトは思い出せるけど、グラディオの本名、グラディオラス・アミシティアを一語一句間違えずに思い出せるユーザーはどれくらい居るのか?
記憶力の問題かもしれないが、そういうことを言われる小説にはしたくない。


読んでみた感想については、まだ13ページしか読めていないにもかかわらず、その日のうちに影響を受けて書き進めることができた。
あとは、数分間でも時間を確保するのみ。

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