見出し画像

草野マサムネに季節を感じる

私が初めて気に入ったスピッツの曲は『チェリー』。素朴でのんびりした雰囲気が愛らしい。

ボーカル・草野マサムネ氏の歌声が紡ぐ曲で一番好きな曲は専ら『ホタル』だが、ノスタルジーな世界に連れて行ってくれるのは『水色の街』だ。

草野氏の声そのものが水のように、メロディに溶けていく。暖かい季節に聴くと涼しげで、寒い季節に聴けば凍えそうな温度を感じる。
考えてみたら、彼の声には四季折々の変化があるのではないか不意に思った。
「TUBEと言えば夏だよね!」みたいな、定番の位置に立っているのとは別だ。
季節のある声--。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?