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【お金の話】個人VTuber活動を始めるには何が必要?僕の考える必要資金の目安は「300万円」です。

noteをご覧のみなさま
こんにちわ、VTuberの夏目セシルです!

先日、初めて書いたnoteの記事ですが
スキをたくさん頂きましてありがとうございました┏○ペコッ

はじめに

広告などを活発に打っている一部の活動者を覗いては、一般的な個人VTuberの活動費の大半は、イニシャルコスト(初期費用)です。

そこで今回は「個人VTuber」として活動を始めるには何が必要で、お金はいくらかかるのかを、ざっくりとシミュレーションした内容をお送りします。

個人の経験に基づく情報となりますので、過不足があると思います。
ぜひ、みなさんのご意見もコメントいただければ幸いです。

音響機材(予算:5~150万円)

配信環境により必要投資額が左右されますが、基本的に一般的な住宅の場合、環境音や自身の騒音対策をしないとトラブルになりやすいので、それなりの投資が必要となります。

オーディオインターフェース

PCとマイクをつなぐ機材です。
配信で使うような音質の良いマイクは、XLR端子ケーブル(太いやつ)でこれに繋いで使います。

僕が使っているミキサー一体型のオーディオインターフェースの「AG03MK2」は、ワンタッチでのミュート機能やループバックの手動オフオン機能があり、配信者に必要な機能が一式に揃っていて大変便利です。

僕のような配信初心者でもとっつきやすく操作や設定に困ることはありませんでした。品薄になりやすい商品で価格も高騰しがちなのが難点です。

マイク

上記のオーディオインターフェースにXLR端子で接続するマイクです。
配信者ではコンデンサーマイクを使っている人が多い印象です。

定番と言われている廉価版のマイクがこちらの「AT2020」です。

僕は将来的に歌枠をやりたいと思っていたので、上位版のマイク「AT4040」を使っています。

マイクアーム

こちらはマイクとセットになるアームです。
PCデスクに取り付けてマイクを可動式にさせるために使います。

置くタイプのマイクを購入すれば不要ですが、配信環境によっては大声が出せないということもあると思いますので、そうなると口元にマイクを持ってくる必要があります。

アームがないとマイクの位置の微調整ができませんので、必須アイテムだと思っています。

ポップガード

リフレクターや吸音材を揃えるのも良いですが、結局ボール型の一体型ポップガードが手軽で良いと思います。実際使うと視界は狭まります。

外のバイクの音や人の声などが入りにくくなりますので、防音室までは入れないものの環境音対策をしたいという方には必須のアイテムです。

僕はもう少し廉価なタイプのものを使っています。
以下で紹介する防音室があれば必ずしも必要ではありません。

防音室

VTuberは使うツールも多く、ディスプレイが最低2つは置きたいことを考えると、防音室は2畳以上のものを導入することが現実的だと思います。

希望小売価格:1,276,000円(税込)

単音遮音性能Dr-35とDr-40のタイプ、また部屋の高さが通常と高いタイプがあり、2畳のタイプの中では一番安い防音室でも上記の金額が目安となります。別途、工事費や輸送費がかかります。

イラスト(予算:25~50万円)

僕は基礎知識がなかったので、デビュー後に依頼をすることになってしまいましたが、本来であればデビュー前に最低限の必要イラスト一式は依頼しておくことが望ましいでしょう。

  • 自分の身体(魂の器)

  • サムネイル用イラスト(3枚程度)

  • チャンネルアート/Twitterバナー

  • アイコン

  • ロゴ

  • その他(紹介動画、歌みた等を出すなら追加で)

もしかしたら、もっと高いよという声もあるかもしれません。
また、活動の規模に応じてドレスチェンジや追加イラストでスポット的な出費は発生すると思います。

配信用PC(25~40万円)

僕の考えるVTuberが配信できる最低スペックが以下の通りです。

  •  CPU:Core i7-12700

  • GPU:RTX 3070

  • メモリ:32.0 GB

また、スタジオに出入りする可能性がある場合は、別途DAWの入った持ち運び用のノートパソコンもあると好ましいでしょう。録音に使います。

ゲーム周辺機器(2~10万円)

PCゲームしか配信しないという場合は、こちらの項目はスキップできます。

キャプチャーボード

ゲームをPCをつないで、SwitchやiPadなどのゲーム画面をPCに出力し、配信に乗せるための機器です。

一番メジャーなものが、こちらのアバーメディア産のキャプボです。

iPad

スマホゲームを配信するなら、常用スマホではなく、別端末を用意した方が、個人情報保護の観点からおすすめです。

イラストを描いたり、音楽ゲームがプレイしやすいということもあり、どうせ用意するならタブレットが良いでしょう。

iPadなら型落ちの第9世代が5万円程度で買えます。
最低限これくらいのスペックは欲しいところです。

さいごに

紹介してこなかった細かいもの(動画編集ソフト、ペイントソフト、WEBカメラ、ヘッドフォン、各種ケーブル類、ゲーム機本体、たくさんのゲームソフト、ペンタブ、液タブ、DAW、音声プラグイン等)をあわせて、ざっくり300万円あれば発進しても良いのではないか、というのが結論です。

ここまで書いておいてなんですが、僕はVTuber活動というものを、はじめは趣味で始めた男です。ですが、活動を続けていくうちに誰しもが考えるはずなのです。「自分だって、これを持っていれば」…と。

少なくとも配信環境や設備に言い訳をしたくない、というタイプの方は、これくらいの出費は覚悟をして活動をした方が良いかもしれません。

これらを踏まえると、みなさんの推しが冗談交じりに言う「お金がない」という言葉が、また違った味わいになるのではないでしょうか。

【今後書きたいこと】
・VTuberとSEO
・VTuberの異性コラボ
・リクエスト募集します


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