かもまめもち

ブロードウェイ沼に落ちた在米二次元オタク

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【観劇レポ】Sweeney Todd(ブロードウェイリバイバル公演)(2024年版キャスト)

人生ベスト観劇に殿堂入りするすごさ。上演中はハラハラしてるか歌と演技に圧倒されてるかのどちらかの感情に支配され、2時間45分の長編であることを完璧に忘れて18世紀末のフリート街にいた。 (※公演終了済み作品) <<以降がっつりネタバレ含みます>> 鑑賞のきっかけ&チケット取りミュージカルの古典的名作、さらには2007年にティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演という超有名タッグで映画化されていたのにも関わらず、全く知らなかったこの作品。私の癖(ヘキ)であるダブル主演モノ、

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      「ミュージカルはキャストがだいじ」という、十数年気づかずに過ごしていた真理を一撃で学んだ作品。この日を境に、私の観劇史はキリスト誕生よろしく、「BG (Before Gutenberg)(グーテンベルク前)」と「AJA(After Josh&Andrew)(ジョシュ&アンドリュー後)」に分かれ、主演キャスト情報から完全新作やリバイバル作品を探す楽しみ方を知ることとなる。 <<以降ネタバレ含みます>> 鑑賞のきっかけ&チケット取り信頼する観劇ガチ勢から「ブックオブモルモンの初

      • note開設の経緯:生ハム原木と観劇

        私が好きな文章に、生ハム原木のツイートがある。有名なので知っている人も多いだろうが、改めて紹介させてほしい。 解説するのも野暮なくらい、大好きなものと過ごす生活の潤いを端的に描いた名文である。元来オタクな私は、生ハム原木を推し香水や高級文房具に置き換えて、戦闘力が求められる現代社会において好きなモノと同棲することの有効性をしみじみと噛みしめていた。 ところで私は観劇が好きである。ジャンルは古今東西を問わない。学生時代にヨーロッパ某国に留学していたときは学割を使い倒して古典

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