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レゴをとおしてデジタルにさわる(CoderDojo神山 #37 開催のご報告)

こんにちは、コーダー道場神山の本橋です。前回のnoteにも書いた迷路生成アルゴリズムが面白くて、色々と応用を考えて遊んでいます。

今月はその成果をニンジャのみなさんに体験してもらおうと準備をして挑みました!

動画は前回と同じものです。棒倒し法というシンプルなアルゴリズムで迷路が出来上がっていく様子をアニメーションしています。

迷路生成のコードはTiknercadで公開しました。forkすればカスタマイズもできますのでよかったらいじってみてください。

4月の道場ではこの迷路生成アルゴリズムを使って、

  1. アルゴリズムで手元に迷路を作ろう!

  2. アルゴリズムで最短経路を探そう!

という体験に取り組んでみました。(そしてあとでも書きますが2は全く興味を持ってもらえませんでした)

1. アルゴリズムで手元に迷路を作ろう!

サイコロを振って迷路を作る

使うものはレゴとサイコロ、レゴは16x16の基礎板に1x15の細長いブロックで囲いを作って、その中に9個の2x2ブロックを等間隔に並べて柱とします。

レゴだけでは足りないため方眼紙も併用

柱1つあたりサイコロを1回振って、3方向のいずれかに壁を作っていきます。全ての柱に対して壁を作り終えたら完成。

柱1つあたり、壁をランダムの方向に1つ作るわけですね。これが棒を倒すように見えるということで棒倒し法。

レゴで32x32の基礎板に迷路を作ると、2x2ブロックが18個必要になってなかなか集めるのが大変です。方眼紙やホワイトボードを使いました。

ホワイトボードに図解

我が家にもあるこちらのレゴクラシック1500ピースセットでは、調べてみたところ2x2ブロックは全部で36個ありました。これで9x9の迷路が2セット作れます。が、みんなに遊んでもらうには2セットでは全然足りませんね。

レゴの単品って買えるのかなーと検索していたらBricklink.comというサイトから世界中の在庫を通販できることを知りました。

こちらで400個のレゴ2x2を追加購入したので、次回の道場ではこちらを持ち込んで迷路アルゴリズムに再挑戦します!

Bricklink.comで購入した2x2のバルク400個

お楽しみに!

アルゴリズムで最短経路を探そう!

ところで道場の中では最短経路を探すアルゴリズムということで、動的計画法も体験してもらいましたがニンジャたちには一切興味を持ってもらえませんでした。

数字を書き込んでいくと最短経路が浮かび上がる

大人は楽しかったみたいなので、持って行き方を再考してみます。

マインクラフト・Scratch(いつものコンピュータ遊び)

そのほかの小学校高学年のお兄ちゃんニンジャや、低学年のニンジャたちはScratchやタイピングゲームに時間いっぱい遊びたかった様子。

いつものマインクラフト(シングルプレイ)
こちらはタイピングゲーム

人気のタイピングゲームは「ココアの桃太郎タイピング」だそうです。

僕らの時代はネットがなかったこともあり、BASICでタイピングゲームを作って自分で遊んでいたことを思い出しました。

当時はゲームが高価で手に入りにくかったこともありそんな遊びをしていましたが、遊べるゲームが無料でいくらでもある現在とは事情が異なります。

ゲームを紹介する遊びはどうだろ?

基本的にゲームが高価だったとは言え、パソコン通信以降はフリーウェアとして流通するゲームもたくさん手に入るようになりました(BIO100%とか!)

そういえば自分で遊んでみて面白かったゲームを友達に共有したりしてましたね。その手のゲームを紹介する活動も面白いかもしれません。

まずはスクリーンショットの取り方とか教えてみよう。

次回のコーダー道場神山は5/20(金)の18:00~19:30

コーダー道場神山では「こんな事やってみたいのだけど…」というご相談や、ご見学もいつでも大歓迎! 参加費はいつでも無料です。

Webサイトの「はじめてのかた」からお申し込みください。

子どもたちと一緒にコンピューター遊びを突き詰めてみたくなった大人の方もぜひ、コーダー道場に参加して一緒に遊びましょう。

ではまた、鮎喰川コモンでお待ちしています!

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