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魔法の箱をひもとく体験(CoderDojo神山 #24 開催のご報告)

こんにちは、コーダー道場神山の本橋です。だいぶ暖かくなってきましたね。3/19の金曜日(毎月木曜・金曜と開催日をズラしています)にコーダー道場神山の第24回目を開催しました。

😆ニンジャ「これなに? やってみたい!」

デジタルをアナログにつなげるデバイス

前回の道場でmicro:bitの本を見て「触ってみたい」というニンジャがいたのでmicro:bitコーナーを用意しました。

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ハードウェア系はPCとのセットアップなどでどうしてもハードルが高くなってしまう印象がありますが、最近のデバイスはそのあたりも改善されています。

例えばmicro:bitはchromeが動作するパソコンであれば簡単に繋がります。神山道場で貸し出しているPC(cloudready)で試したところ、データ転送可能なUSBケーブルでつないで「デバイスを接続する」を選べば、ダウンロードボタンから転送できました。お手軽でいいですね。

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この日は写真を取り忘れたので遊んでいるシーンがありませんが、興味を持って触ってくれていました。

勉強道具としてのコンピューター

ところで今回は嬉しいご報告が1つありました。

自宅で大学受験の勉強用に使いたい、ということで貸し出していたPCが進学が決まりましたという嬉しいご報告とともに戻ってきました。塾の課題などで必要だったそうです。

😥保護者「自宅学習用だと特に指定があるわけじゃないので、どんなパソコンを買えばよいのか分からない」

一人一台使えるパソコンがあることが前提のご時世とはいえ、こういった場面ではchromebookは価格の面でも割とおすすめです。金額もちょうどゲーム機1台分くらいですね。

自分のパソコンは何ができて、何ができないか

ところで道場に来ている低学年のニンジャの中には「ゲームがしたい」の一点からパソコンを弄り続けている子もいます。

Windowsならともかくchromebookで動作するゲームは限定的で、例えば通常のマインクラフトは動作しません。道場でも「ゲームがしたい」というモチベーションからマイクラのインストールを試みるシーンが良く見られます。

😆ニンジャ「マイクラのインストールって書いてある。これクリックしていい?」
😃ぼく「どうぞ、なんでも試してみていいよ」

もちろんmsiファイルをダウンロードしたところで動きませんが、こうやって試すことで養われるリテラシーも大切です。僕自身もそうでした。

🤣小5ぼく「なんでこのゲーム動かないの!(1時間かけて打ち込んだMSXのコードがPC6001でSyntax Error)」

ひとつ何ができて、ひとつ何ができないかを知る。その一歩一歩が魔法の箱だったパソコンを自分の道具に変えていきます。

さて、次回のコーダー道場は4/15の木曜日を予定しています。だいぶ暖かくなってきていますので、集中力を保つためにも水分補給をお忘れなく!

コンピューター関連書籍紹介:再発見の発想法

最近少しずつ読んでいる本のご紹介です。プログラミングでよく使われる言葉や概念を紹介しながら、日常生活の中でもどう役立っているか、あるいはどんな問題解決に使えるか、ひとつひとつの言葉をエピソード的に読み進めていくことができます。

対象はおそらく中学生くらいからでしょうか。『新しい言葉を知りたい!』という世代に向けた宝物のような本です。パラパラめくって気になった言葉だけ拾い読みしても楽しめると思います。


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