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「業務量」の測定方法とは?

主な「業務量」の測定方法は4つあります。

それぞれに一長一短あるので、その特長を合わせて
紹介していきます。

・実測法

実際の作業を観測する方法です。

主に、製造業のライン作業の観測に使われること
から、繰返しの多い業務などの測定に向いています。

ただし、実測法では観測者が常にいるので、不自然
な努力がなされる場合もあります。

これにより実際の「業務量」とは異なる結果が測定
されることも多いので注意が必要です。

・実績記入法

従業員に、各作業にかかった時間を記入してもらう
方法です。

この方法では「業務量」を測定する、という意味を
正しく理解してもらうことで、信憑性のあるデータ
を集めることができます。

ただし、長時間の測定が必要であったり、業務内容
を明確に定義しておかないと、「業務量」の範囲が
曖昧になってしまいます。

・推定比率法

実績記入ではなく、業務関係する従業員や責任者が
1日の全体業務時間から逆算して、「業務量」を推定
するという方法です。この方法のメリットは、
短時間の少ない工数で測定を行えることです。

ただし、実績記入ではないので、従業員ごとに結果
のバラつきがあったり、業務の精通者でないと正しく
記入できないという注意点はあります。

・合成法

多数の観測結果から、特定の業務にかかる「業務量」
を予測し、平均値を出すための方法です。

実際に観測を行わなくても「業務量」を推定できる
というメリットがある反面、分析のためのルールや
スキルが必要で、測定結果を出すためには多くの
工数が必要です。


#生産管理 #業務改善 #経営マネージメント
#問題解決 #ワークスタイル  


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