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2020/5/19 何を撮りたいのか、何を撮れるのか

地元の友達が、市の写真コンテストで最優秀賞をとって地元新聞に載ったらしい。

久しぶりの連絡は、そんな嬉しい報告だった。

彼は元々小さなミラーレス機を使っていて、僕がFBに載せる写真をみてこんなの撮れたらいいなとレフ機を買ったという。

それがあれよあれよと腕を上げて、コンテストでは2度最優秀賞をとっている。すごい。

市のコンテストだから、と謙遜していたけれど、何にしたって最優秀賞は最優秀賞。僕はとったことないし、そもそもコンテスト自体ほぼ投稿した事がない。

それは裏を返せば、自信を持って発表できる作品がないということだし、それを評価されるのが怖いという事でもある。

そんな、しょうもない(けれど僕は負けている)プレッシャーを跳ね除けてコンテストに応募し、彼は賞をとった。うーん、羨ましいような、悔しいような、嬉しいような。

写真を撮るのは、色んな目的があると思う。

今の僕の目的は、日常を記録すること。娘と家族の成長と変化を、いい画質で、少しドラマチックに、少しセンチメンタルに。

何年後かに見返したとき、家族で笑ってその時を思い出せるように。

彼は今度、よりハイスペックなフルサイズに買い換えると言っていた。もっと高みを目指したいと。それも一つのスタイルで、一つの目的。

僕は、イオンに行くときもカメラをぶら下げて行く。家族に、何か面白いことが起こるかも知れないから。けれどそれにフルサイズは合わない。小さなミラーレスが丁度いい。

これも、一つのスタイルで、一つの目的。

僕には彼のような写真は撮れないけれど、多分彼にも僕のような写真は撮れない。

どっちが優れているかということではなく、何を撮りたいのか、何を撮れるのか、という話かな。

と、考えて、よく分からない気持ちを整理する。

けど、やっぱり羨ましいような。
コンテスト、応募してみようかな。

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