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ニンジャスレイヤーにてリツイート数が1000RTを超えている本編ツイート

昨日(2020/2/11)、かの有名なやきう回の某ツイートが一夜にして1000RTを超えたのを見て、「最近のニンジャは昔より拡散されやすくなっているのでは?」「そもそも本編で1000RT超えって過去にどれぐらいあるんだ?」などの疑問が浮かんだので調べてみました。

調査方法:ツイッター公式の「高度な検索」から地道に探した(漏れまくるので苦労した)
条件:ニンジャスレイヤーの小説そのものを記載しているツイート
 ・含む:再放送、PLUS限定エピの特別放送、あらすじ、タイトルコール
 ・含まない:各種宣伝や案内告知(PLUSの更新報告も含む)、与太話やエイプリルフールネタ、ウキヨエ、ニンジャ名鑑、ninja_fact
調査日:2020/2/12 お昼ぐらい

なお、1位が面白かったので2位から順に紹介します。歴戦のヘッズは1位が何か予想してみてね!

1802RT 一回表で128点(2020/2/11再放送)

記事執筆時点で昨日のツイートなのでまだ伸びるだろうと思われる。

該当エピソードのwikiへのリンク「ノーホーマー・ノーサヴァイブ」

1757RT ギャラクシー胎内マントラ美男子

筆者これリアタイで実況できなかったので当時どんな反響だったのかよく知りません。チクショウ!翌日すごい騒ぎになってたのはみました。

該当エピソードのwikiへのリンク「ドリームキャッチャー・ディジタル・リコン」

1494RT 1回表で128点の初放送時

再放送の方があっという間に追い抜いた。

当時と比べてヘッズが増えた、ツイッター利用者が増えた、ニンジャの認知度が上がった、クラスタ外へも拡散されやすくなった、伝説扱いされカルトな人気が高まっていたなど要因は色々考えられると思う。

1483RT 唐突に明かされるエスイー真実

リアタイ当時、実況が現職SEの悲鳴で溢れ返ったのを覚えている。

該当エピソードのwikiへのリンク「ショック・トゥ・ザ・システム」

1393RT カツ・ドン

このての「キテレツ用語解説」が実況を飛び越えてバズるケースはここ何年かで急増したイメージ。昔から1ツイートで完結しているキテレツ用語解説のRT数は伸びる傾向にあったが、1000RTを超えるほどじゃなかった。やはりニンジャ購読者数やツイッター文化自体の変化によるものだと思う。

該当エピソードのwikiへのリンク「ア・デッカーガン・イズ・マイ・パスポート」

1355RT 受験は経済になった

これもキテレツ用語解説系。

該当エピソードのwikiへのリンク「マーセナリイ・マージナル」

ついでにこのツイートの前段のこちらも1085RT

1159RT ブッダ逮捕

他のツイートとの決定的な違いにしてこのツイートの最大の異常性は、これが新規エピソードの連載開始1ツイート目であるという点。飛ばしすぎだ。

該当エピソードのwikiへのリンク「デッド・バレット・アレステッド・ブッダ」

1124RT 女子高生収容所あらすじ

女子高生収容所はエピソードそのものがだいぶ気が狂っていて、実際高めのRT数を記録したツイートの数も多く、当時「女子高生収容所」がトレンド入りまでしたが、意外なことに1ツイートが飛び抜けてバズるという現象は起こっていない(似た現象はマグロ・サンダーボルトなどでも起こっている)

で一番伸びたのがこのあらすじ部分。クラスタ外までバズるかどうかは、1ツイート内に(前後の文脈を知らなくても伝わる)キャッチーなキテレツさが凝縮されているかどうかによるところが大きいようだ。

該当エピソードのwikiへのリンク「フォ・フーム・ザ・ベル・トールズ」

惜しくも977RT 余 の 完 全 勝 利 で し た

ギリギリ到達してないのだがこのツイートには特異な点があるので掲載。

何が特異かというと「いいね」がめちゃくちゃ多い。本編ツイートでバズると基本的にRT数の方が多くなるのだが、こいつだけはRTといいねが釣り合っている。

より顕著なのが下記ツイートで、750RTに対し900いいね。内容を読めば上記ツイートのいいねが多い理由も分かるとおもいます。

該当エピソードのwikiへのリンク「クルセイド・ワラキア」

そしてぶっちぎり1位のRT数を誇る本編ツイート

4427RT。圧倒的拡散度。「オヌシの新刊は出ぬ」

コミケとかコンとかの度に季節風めいてRTされる。今後も何かの折に触れ微増するだろうと思われる。

該当エピソードのwikiへのリンク「ミューズ・イン・アウト」

おまけ 893RT

ヘッズのニューロン汚染…じゃなくて民度が高すぎる。

該当エピソードのwikiへのリンク「アンエクスペクテッド・ゲスト」

個人的考察:過去にバズった本編ツイートの傾向

比較的古くRT数こそ300台とかだけど当時としてはバズった部類に入るものとして、社葬の解説、一部保険適用されるオイランドロイド、古代ローマカラテのブリッジがアーチ建設の発明に繋がった、ニンジャの……スシ屋!などが挙げられる。惜しくも入らなかったものとしてソクシンブツ・オフィスなんかもある。

最近だと黒帯を締めたカラテビーストの描写は結構伸びていたが、それでも選外のソクシンブツ・オフィスよりさらに下だった。

つまり、クラスタ外まで超えてバズりやすいのは「キテレツな用語解説」系がほとんど。

特に、エスイーみたいに我々の実生活と身近な内容になっているとよりバズりやすい(選外のものでは駅前で名刺交換する新入社員、知事がエマージェンシー作業服を着て記者会見するシーン、破綻したガントチャートを読むフジキドなども結構バズっている)

作者もそれは理解していると思われ、ゆえにニンジャの存在をより拡散すべく始めたのがninja_factだった。あれは今回は調査対象外だがRT数が多いものばかり。キテレツな用語解説がバズりやすいのだからそれだけを意図的に細かく切り抜いてバラバラに並べたninja_factがしょっちゅうバズるのも道理だったのだ……。

一方で、前後の文脈やニンジャスレイヤーの世界観を理解していないと笑いどころが分からないツイートは、ヘッズ内ではバズるがクラスタ外には出ていかず数百RTぐらいに収まる傾向にある。最も分かりやすいのはシュギ・ジキ。他、単純にめっちゃ盛り上がったシーンとか。

ゆえに、やきう・ブッダ逮捕・余の完全勝利でした辺りはただただ純粋に内容のパワとインパクトでニューロンを叩き潰しRT数を圧倒的に伸ばした点がすごいと言えることだなあ。

さらに詳細に調査・考察する試み

続きを書きました。1年ずつに切り分けて傾向を探ってみます。
他の調査も含めて全部下記のマガジンにまとめていますのでよければどうぞ。

年ごとの記事リンクはここから↓

カフェラテかミルクティー買います いや、カフェラテの方がカラテが高まりそうなのでカフェラテにします