見出し画像

「働くを考える」を続けていこう。       ~パワハラの起こる原因とは?~

こんにちは!

「鳥取で働くを考え支援する」を終の仕事にしたいと、ゆる~くキャリアコンサルタントをやってるくろちゃんです。

久しぶりに研修なるものをオンラインで受講しました。学びは気づきを与えてくれるツール、やっぱり楽しいもんですね。今回の研修テーマは「パワハラと人間の感情」。働くことと人間関係は切っても切り離せない密接な間柄。そして人間関係のあるところには、必ず感情と感情の摩擦がつきもの。
その感情が前面に出過ぎるとパワハラへと発展していくというお話です。

受け売りの内容も多々ありますが、個人のつぶやきということでご勘弁くださいませ。


僕とパワハラの関係

僕はパワハラを受けたと自覚した経験が幸いなことにありません。若い時は根拠のない自信を振りかざし、感情が出やすいタイプだったので、面倒な奴だと敬遠されていたのかもしれません。いま思えば、よく上司に嚙みついてました。言い訳すれば、会社の都合より顧客の都合を優先する傾向があり、それが会社のためになると一方的に思い込んでいた頃です。社内で衝突して結果両方に迷惑をかける、責任感とは思い違いも甚だしく自己満足な営業時代だったと今は思えます。

逆に僕はパワハラをしてこなかっただろうか。表立って注意されたことはないと断言できるけど、その時々の相手の感情まではわかりません。そんな不安も残しつつ様々な経験を積んできて、またあらためて学んでみると人間関係と感情のメカニズムは面白いと思えることが多いですね。

人は感情の前に「自動思考」を持っている

心理の世界ではよく言われる言葉ですが、あらためて再認識しました。「自動思考」とは、簡単に言うと根拠もなく浮かんでくる「考え方のくせ」というものです。「考え方のくせ」ってわかりやすいですよね。人には概ねこのくせがあってそれが感情や行動に大きな影響を与えます。研修でいくつか事例がありましたが、僕のくせは「思い込み」と「深読み」だと思いました。


「思い込み」とは、根拠が不十分なのに、自分の考えを正しいと決めつけてしまう傾向。「深読み」とは、相手の気持ちを一方的に考えて、勝手に決めつけてしまう傾向、と言われています。

管理職になって人間関係が広がりより複雑になったとき、家庭で妻と口論になってしまったとき、「思い込み」や「深読み」の傾向を持つ自分に気づき戒めてきた自覚があるのでたぶん当たっています。これは自分に返ってくるストレスより、より相手にストレスを与えてしまうやっかいな「考え方のくせ」だと思います。いまの職業上では本当に注意が必要な重要事項だと自覚しています。


怒りは2次感情であって1次感情が変化したもの

自分の「考え方のくせ」を知ることができたら、次に感情のコントロールが必要になります。そこでこの小見出しですが、パワハラに直結する「怒り」の感情の前には1次感情があってその感情に気づき受け入れることが大事ということです。この考え方は「お~なるほどな!」とガッテン×3です。

例えば1次感情には不安や恐怖や心配やイライラなどがあって、これらが溢れ出して2次感情である「怒り」に変化するということです。なので理想は相手の不安という感情が溢れる前に、察知して不安を減退させることです。
それでも溢れ出して怒りの感情に変化してしまった場合は、相手の怒りに対応するのではなく、1次感情の不安に向き合う理性を保つことが重要となります。

働く場所には人が集まり、そこには多くの感情が生まれます。怒りの感情がパワハラを起こす原因であるならば、その手前にある相手の不安や恐怖や心配やイライラを受入れ、その意味を共に考え、望ましい行動に移していく。言うは易しすが、メカニズムをみんなが知って共有することは大事です。

ちなみに、漠然とした不安の90%は当たらないそうですよ。
心配して立ち止まるより一歩前進する行動が気持ちを楽にしてくれます。

ではでは。。。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?