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【詩】雪化粧〜シロクマ文芸部〜

雪化粧なんて
響きだけはロマンチック
昨夜の雪に沈む庭は
知らない誰かの横顔みたい
小麦粉の中で
私はバターを刻む
小さく小さく小さく
薄い花びらみたいに
溶けない白の上を舞うように
溶けるとね
溶けると泣いてしまうから


今日はなんだか詩らしい詩が書けたような。
ちょっぴり嬉しくなりました。
小牧さん、
今週もありがとうございました!


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