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ブランド公式アカウント運用のヒントが満載!LIPS公式アカウント『LIPS for BRANDS』


皆さま、こんにちは。CCI Lifestyle Digital CONNECTです。

今回は、LDCがとっておきのコンテンツメディアを紹介していく連載、『LDC Meet The Media』の第12回目として、『LIPS』の公式アカウント運用サービスの『LIPS for BRANDS』の細井様にサービスのお話などをお伺いしてまいりました!

株式会社AppBrew細井様

細井様プロフィール:
細井 俊一(Hosoi Shunichi)
株式会社AppBrew
Brand Partner Team
Customer Success Manager

2020年にAppBrewへジョイン。
2021年よりLIPS for BRANDSのカスタマーサクセスとして、主に契約ブランドへの運用フォローに従事。
現在はマネージャーとして、機能開発やメンバーマネジメントなど幅広い業務を行っている。


LIPSメディア概要について

LIPSは国内最大級の美容特化型クチコミプラットフォームです。

サービス立ち上げから7年で現在1,200万ダウンロードを突破し、10代〜30代を中心に幅広いユーザーにご利用いただいています。

熱量の高いクチコミが日々ユーザーからたくさん集まり、クチコミを通じて美容やコスメに関する情報に触れることができるプラットフォームになっています。

LIPSユーザー属性について


LIPS Service Guide 2024.7-9より

ユーザーの世代は10〜30代が中心で、
日頃からSNSで情報収集をしているような、デジタルネイティブな世代の方々がメインユーザーになっています。
いちばんの特徴はユーザーの美容に対する熱量が高いこと。美容関心度の高い方々がユーザーとして多数存在しています。

LIPS Service Guide 2024.7-9より


LIPS Service Guide 2024.7-9より


ユーザーを対象にしたアンケートをとると
70%以上のユーザーがLIPSを毎日利用しているという結果が出ていて、
一日の可処分時間の多くを美容の情報収集に使ったり、日頃からSNSで美容に関する情報を発信したり、SNSの美容アカウントを保有していたりする割合も高いことがわかっています。美容関心度の高い方々がLIPSのユーザー属性になっています。

LIPS for BRANDS概要


LIPSforBRANDSは、LIPSの中にブランド公式のアカウントを立ち上げて運用できるサービスとなっています。
ユーザーは気になるブランドのアカウントをフォローすることができるようになっていて、SNSの企業アカウントをイメージしていただくとわかりやすいと思います。
ブランド様(運用側)が使えるサービスとしては
①    ユーザーとのコミュニケーション
②    クチコミやトレンドの分析 
③    データベースやページの整備やカスタマイズ

が主な機能の軸となっています。

①   のユーザーとのコミュニケーションでは、
投稿機能で新商品の告知をしたり、各商品の良さを訴求したり、ユーザーが投稿したクチコミを拡散させることができるようになっています。
またプレゼントキャンペーンも毎月定期的に実施できるようになっていて、商品を実際にユーザーの方に試していただけるような機能を設けています。

②   のクチコミやトレンドの分析では
投稿されたクチコミの定量/定性両面からの分析することで、現状把握や課題の発見に活用できます。ユーザーへのアンケート調査機能もあり、ブランドの担当者様からはとても好評いただいている機能となっています。

LIPSforBRANDSの運用を通して、
短期的な成果としてLIPS内でのブランドPV数の増加が出ており、上がり幅の少ないケースでも導入前後で125%程度増加、中には300%ほどPV数が増加したブランドもございました。
単発の施策であれば一時的な増加のあと減少傾向を辿りますが、LIPSforBRANDSは毎月の運用により定常的にコミュニケーション総量を底上げしていくことが可能です。

もともとブランドからは主体的にコンテンツが発信できない状況から、LIPS for BRANDSを導入頂くことでブランドからコンテンツの発信ができるようになるので、PV数はわかりやすい指標にはなっているかと思います。

LIPS for BRANDSの効果的な使い方

投稿で新商品の告知やそれぞれの商品の良さを訴求して頂いたり、
毎月継続的にプレゼントキャンペーンの機能を活用することで、
常にユーザーとの接点を持ち続ける、というのが効果的な活用方法かと思います。

分析機能についても、新しいクチコミ情報を分析して、そこからブランドの課題発見につながり、それをまた解決するために投稿で情報発信する
というサイクルが回っていくと効果的な活用方法になると考えています。

毎月そのサイクルを続けていただくことでコミュニケーションの全体を底上げしていくことができると思います。 

LIPS for BRANDSを定期的に利用したことによる好事例

わかりやすいところだと先ほどお話もさせていただいたPV数の向上です。
ランキングやベストコスメについてはロジックも非開示なので直接効果を可視化するということは難しいのですが、
中長期的にブランドの認知度、ファンの認知を育てているブランドは、ベストコスメや、その他のランキングの上位にいることが多少なりとも関係しているのではと思います。

なので、アカウントを長く続けていただいて、熱量の高いファンを育てていくより多くの方にブランドのことを知ってもらうための土壌作りをして、定期的にユーザーからクチコミを投稿し続けてもらえる環境を整えていけると、ランキングの順位などにも影響を出していけるのではないかと思います。

LIPS内での人気なトピックス

メイクアップ商品の場合は、カラーバリエーションや発色がわかるようなスウォッチの投稿が人気の出やすい投稿と言えます。
スキンケア商品の場合は、肌悩みや季節ごとの悩みに合わせてブランドからおすすめの使い方を提案していくような、HowTotipsのような投稿が人気の傾向です。
新製品や限定品に関連したトピックスはカテゴリー問わず人気が出やすくなっており、自分のまだ知らない情報と出会いたいというユーザーのニーズが高いことがわかります。

通常アカウントとLIPS公式アカウントでのコンテンツの差

LIPSforBRANDSによる公式アカウントの有無に関わらず、ユーザーがクチコミの投稿をできるよう、ブランドや商品のページは存在しています。
ユーザーが商品のクチコミを投稿するときに紐づける商品のページがないといったことは起きないようにしています。

公式アカウントを運用することで、ユーザーとのコミュニケーション活性化の機能や分析機能などが使用可能となります。

蓄積されたクチコミや商品のページの情報をブランドから主体的に情報を発信することで競合との差別化が図れたり分析機能により得られたクチコミデータ、アンケートなどを商品開発やマーケティングに活用できるようになります。ページとしては存在してはいるものの、ブランド側から何か手を打ちたい、コミュニケーションを仕掛けたい、という場合は公式アカウントの活用がおすすめです。

他類似メニューとの差別化ポイントについて

LIPSforBRANDSに限るとあまり競合しているサービスは多くなく、
期待する効果やサービスの使われ方から考えると各SNSが比較対象となることが多いです。
統合型SNSのアカウントと比べると、LIPSのアカウントのほうが新規のフォロワーを集めやすくかつ美容情報に対し熱量が高い状態でユーザーと接触できるという点がLIPSならではの強みと考えています。
 
先程もお話ししたように、LIPSのユーザーは美容関心度が高く、
LIPSは美容カテゴリーに特化したプラットフォームですので、「新しいコスメを探したい」「私の肌に合う商品を見つけたい」など美容に関する情報収集のモチベーションが高い状態のユーザーとコミュニケーション機能を通して接触できます。
そして、ブランドから発信したメッセージがユーザーに受け入れられやすい環境が整っているのがLIPSならではの強みと言えるかとおもいます。

LIPS公式アカウントで新規フォロワー獲得の構造

プレゼントキャンペーンの応募の画面に「このブランドフォローする」の☑がでてくるので、
プレゼント応募をきっかけにフォロワーになることが多いですね。
※プレゼント応募に☑はマストではございません
 
また、新規でユーザーがアプリをダウンロードした際、「気になるブランドをフォローしてみよう」という画面があるのですが、公式アカウントがあるブランドのほうが優先的に表示されるようになっています。
ユーザーがLIPSを使い始めた時と、毎月のプレゼントキャンペーンで新規フォロワーが獲得しやすくなっています。

LIPS for BRANDSを使ったユーザーエンゲージメントを高める工夫やコツ

投稿やプレゼントキャンペーンなど、使える機能を毎月継続的に活用しながら接点を持ち続けるということが重要です。
中には5年以上アカウントを運用し続けているブランドもあるのですが、そういったブランドはやはりフォロワーの熱量が高く、濃いファンが育っている印象です。
 
ユーザーの投稿をブランドのアカウントから拡散できる機能もあり、「自分の投稿が好きなブランドに選ばれた!」とブランドへのエンゲージメントが高まっていくシーンも多数見受けられています。
ブランド→ユーザーへの一方的な情報伝達、というよりは、ユーザー投稿を引用したり、コメントに返信したり、「美容・コスメ」という共通項で繋がっている仲間のような、同じ目線での繋がりを作っていくことがコツだと思います。

推奨したいブランド層

LIPSのユーザーがターゲットであるブランド様には広くおすすめしたいサービスです。
国内で既に人気のブランドであれば、導入後すぐにフォロワーが集まり、PV数などの大きな増加も期待できると思いますし、
反対に、国内未上陸やまだ日本であまり認知されていない海外ブランドについても、「知らない情報と出会いたい」というニーズを抱えたアーリーアダプターな層にもリーチできるのでおすすめです。

既に知られてるブランドもまだ知られていないブランドにもチャンスがあり、効果も期待いただけるんじゃないかと思います。
育てたい商品が複数あってそのすべてに予算を割けない場合や、ブランド全体を中長期的に育てていきたいと悩まれているブランド様や、クチコミを分析しユーザーの声を拾いながらマーケティングを前進させていきたいブランド様には機能面からも特におすすめできるサービスだと思っています。 

継続出稿の理由

重複してしまいますが、中長期的にアカウントを続けていくことによってユーザーの熱量が高まっていったり、
定常的に高い状態でPVを維持できることであったり、ユーザーへの認知が広がって定期的ににクチコミが入っていく状態を創れたり、マーケティングが前進していく効果を直接的に感じていただけているから続けていただくブランド様が多いと感じています。

ベースとしてLIPSのユーザーを自社の商品のターゲットにされていることが多いですが、機能を使いながらコミュニケ―ションを取り続けたい、ですとか何かブランド側から手を打っていきたいというところが一番の継続の理由になっているかと思います。

LIPS for BRANDSの今後の展望

全体のところでいうと
先程お話しした軸①〜③に沿って、よりブランド様のニーズに応えられるような機能を作り続けていきたいと考えています。

①ユーザーとのコミュニケーション
②クチコミやトレンドの分析 
③データベースやページの整備やカスタマイズ


コミュニケーション文脈で
セグメントされたユーザー層へのリーチ手段や、ダイレクトなコミュニケーション手段への期待をいただくことが増えてきています。
 
また、分析文脈では、ブランド様のマーケティングを前進させるために必要なデータを的確にわかりやすく集められるように、AIなども使いながら膨大なクチコミデータの活用の可能性を探っていきたいと思っています。
 
テキストのクチコミだけでなく、画像のクリエイティブに商品の魅力が詰まっているので、画像とテキスト両方からヒントになるような情報が抽出してアウトプットできないかなど模索しています。
 
カスタマーサクセスはもちろん、開発担当のメンバーも一丸となってサービスの成長に向き合い日々新しい可能性を模索していて、企画〜実装までのスピード感が早いのもLIPS for BRANDSチームの強みです。
「こんな機能が欲しい」「こんなことやりたい」などのご要望があればぜひ気軽にご相談いただきたいです。

少しでも多くのブランド様の課題解決に貢献していくために、
これからも足を止めることなくサービスの進化・拡充に努めていきたいと思っています。

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いかがでしたでしょうか?
LIPSfor BRANDSで得られる情報は、LIPS内の運用だけでなく、ブランドが日頃発信する他SNS等の公式アカウントでのワードチョイスのヒントにもなりそうですよね。

そしてますます進化を続けていくLIPSforBRANDSに今後も目が離せませんね!

ブランド様のリソースのご負担を軽減できるよう、CCIではLIPS for BRANDSの公式アカウント運用代行サービスなどもご用意しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

また、この記事を読んでくださった皆様の美容系商材の訴求のヒントになれば幸いです。

美容商材訴求に関するご相談は
LDC(ldc@cartahd.com)までご連絡お待ちしております!