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20年ぶりにGLAYのライブに行った

ほぼ20年ぶりにGLAYのライブに行った。
結論から言えば、めっっっっっっっっちゃくちゃ楽しかった!
行ってよかった!
今のライブの流儀を知らないと思っていたのだが、あのころと変わりない音楽の楽しさがあった。
Wikiを見るとおそらくわたしが最後に行ったのは2005年の福岡ドームだと思われる。

きっかけは気まぐれだ。
たまたま立て続けにGLAYの話題にふれることがあり、なんとなく検索をしたらちょうどベルーナドームでのライブのリセール申し込みがあることに気がついた。まあ当たらんやろと思いつつも当たったらご縁やなあと思ってたら当たったのだ。ご縁があった! リセールに出してくださった方、ありがとう!
ということで行き当たりばったりで行くことになったのだった。

ということで何歌うのかなあと最近の曲はよく知らなかったりするのでいろいろ聞こうとしたところで、このライブが1999年の20万人ライブと同じセトリであることを知った。勢いだけで申し込んだのでそのことに気がつくのにあまりにも遅すぎる。
なお、きっかけの「たまたま立て続けにGLAYの話題にふれること」というのは、母からの「GLAYがまた20万人ライブするらしいよ!」という連絡もあるのだが、それはセトリが20万人ライブのことということに気がついたのはこのときだった。

久しぶりすぎてライブの雰囲気についていけるのかなあと心配だったけどそんなの杞憂だった。
そしてあのなかに、あの日、幕張にいたひとがあんなにいたことに驚いた。
そしてそして、30年ってすごいよ。30年支えてきたひとがいまもあんなにいるんだよ。すごい。
わたしはもはやアラフォーですが健康がどれだけむずかしいかわかってる。ライブの前、午前中は定期の病院だったくらいに健康と体力はぼろぼろだ。
健康に体力があって、あのころと同じセトリで走れるってすごい。わたしは客席なのに「休む時間がない!!!!」とぜえぜえしていた。たのしい。たのしいけど体力がなさすぎた。

序盤のSHUTTER SPEEDSのテーマのときだった。
ちょうどわたしのスタンドの方向を向いてJIROが歌っていた。
それをみた瞬間に、あのころの記憶がぶわっと蘇った。
スタンドでステージの下手そばだったことがあって、JIROがそこまできてくれたときのことを思い出したのだ。
今でいうと箱推しだったので特別誰が推しとかはなかったのだが、なぜか思い出した生の記憶がそれだった。

10代前半からききはじめ、福岡にきてくれたときにライブに行くというくらいのファンだった。
音楽が好きな友人がいなくて、母と、5つ年上のいとこと行っていた。
今もGLAYが好きな友人はいないまま。誰とも共有しないまま、ひっそりとわたしだけの宝物のようになっている。

10代から30代のこれまで、たくさんのことがあった。
人とうまくやれないことも、家のことも、学校のことも、進学のことも、仕事がしんどいとか辞めたとか、悩むことも悲しいこともたくさんあった。友人から波乱万丈人生と言われたりもした。
わたしは一生福岡から出ないものだと思っていたし、うまく社会に出られない人間なんだろうなと思っていた。けれどなぜか今は10年以上東京にいるし、なんとか社会人としてやってきて、最近ようやく落ち着いて働けている。
たくさんのことがあって、きついとき、なにかあったとき、元気を出したいとき、勇気がほしいとき、いつも聞いているのはGLAYのpure soulだ。おおげさではなく、人生でいちばん聞いている曲だといえる。
今回のライブではセトリに入っていなかったし、「聞いていた」ではなく、いまもなにかがあれば聞きにくる。
人生の岐路を考えるとき、この歌詞がどれだけ過去のわたしを救ってきただろう。
たくさん泣いたときやつらい記憶と一緒に聞いていた記憶が多いけど、それでもわたしのなかでつらい曲にはならなかった。
それってすごいことだ。

最後にリアルで見た20年前から色褪せないまま、わたしの知ってる彼らが今日そこにいた。
それってすごく難しくて、すごくて、安心できる場所だとおもった。
ありがとう、そして30周年おめでとうございます。

20年前、ライブに行っていたころはまだ未成年だったけど、今はお酒が人生というくらいにライブ後のお酒がおいしいと思える人間となりました。

好きなアルバムはTHE FRUSTRATEDです。

またアニバーサリーのライブあったら行きたいな。
pure soulを生で聞いたらいまは泣いちゃうかもしれないけど聞きたい。

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ちゃ
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