駆け出しコミュニティナース奮闘記@同善病院 ー地域の関わり町会編ー
こんにちは、コミュニティナースの小笠原です。
私事ですが出産のため昨年8月からお休みをいただいておりましたが、活動を再開しました。
同善病院として地域活動をするなかで、商店街や町会の新年会にもお声かけいただけるような関係性ができました。
今回は町会との現在の関係に至るまでの軌跡をお伝えしようと思います。
町会長から一言「同善病院はどこを向いているのかわからない」
コミュニティホスピタルとして初めて同善病院が町会長と関わりを持ったのは2022年の夏でした。社協さんの勧めもあり、「どうぜん探検隊」というイベント開催に関して町会長へイベントの案内をすることになりました。当時の在宅部門長が町会長に挨拶をしてくれましたが、「まず病院としてどういう方向性を向いているのかがわからない」と言われたそうです。地元では有名な幼稚園が急に病院になり町会とも疎遠に、そんな病院が突然子供向けのイベントをと言われて困惑したそうです。コミュニティホスピタルとして改めて地域に開かれた病院を作っていきたいという話をしたうえでイベントの理解をいただきました。
何度も足を運びご挨拶に
「どうぜん探検隊」の次に開催したあおぞらカフェ(2022年11月開催)では、町会長にも足を運んでほしいと思い社協さんに相談。町会長へ連絡し、チラシを持参しイベントの案内をしました。
同善病院が位置する三ノ輪は3町会あるのですが、三ノ輪の3町会の町会長全員が参加してくださり、全員とお顔合わせすることができました。
そこから社協さんを通さずに町会長と直接連絡をとり、イベントのご案内をさせていただくお付き合いが始まりました。2023年6月には天皇祭といわれるお祭りに参加、同年7月には町会主催の夏祭りにも同善病院としてブース出展。今では毎月イベントや同善便りを町会長に定期的に連絡して持参しています。
「地域と関係を持ってくれてうれしい」
2024年1月にはお誘いを受け新年会に当院スタッフと参加させていただきました。新年会で町会の方から同善の歴史を教えてもらったり、あおぞらカフェに行きましたと声をかけていただいたりと病院外で地域の方と交流する貴重な機会になりました。町会長より「地域と関係を作ってくれるのはとてもいいこと。これからも行事の参加のお誘いをしたい」と言っていただき、病院スタッフが地域住民として地域の活動に参画することが求められていることを改めて実感しました。
活動を通し、地域の方と一緒にまちの健康を作っていきたいという思いも少しずつ伝わっているのではないかと思っています。
今後はイベントだけでなく、院外でのまちのイベントの参画や地域の方と交流を持てる機会を増やし、院内スタッフもまちへ出る機会を増やしていけるように調整をしていく予定です。
地域の方との関係性は少しづつでき始めたばかりです。引き続き接する時間をもちながら地域との関係性を深めていけるよう活動を続けていきたいと思います。
過去の地域活動の記事はこちらから↓
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