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Story 全国のコミュニティホスピタル

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全国各地で増えているコミュニティホスピタルの仲間の取り組みをご紹介します。
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#シンガポール

CommunityHospital@シンガポール見学記③(今後のCHの方向性と可能性)

C&CH協会、同善病院の小笠原雅彦医師が2024年1月にシンガポールのCommunity Hospitalに見学記の第3回。1~2回ではシンガポールの医療にまつわる背景、見学した2つのCommunityHospitalについてご紹介してきました。今回はこれまでのまとめとして、もう一つのシンガポールの医療、見学を通じて再確認した方向性と可能性についてご紹介して、今回のシンガポール見学記をまとめようと思います。 前回はこちら タクシー運転手が口にした「もう一つのシンガポールの

CommunityHospital@シンガポール見学記②(ソーシャルな機能を有す2つのCommunityHospital)

C&CH協会、同善病院の小笠原雅彦医師が2024年1月にシンガポールのCommunity Hospital見学記の第2回。前回はシンガポールの医療にまつわる背景について紹介しました。今回はいよいよ本題であるシンガポールのCommunityHospital見学レポートです。 前回はこちら 204床のCommunity Hospital(St. Lukes Hospital) 見学した1つ目のCommunity HospitalがSt. Lukes Hospital(以下、

CommunityHospital@シンガポール見学記①(国策として推進されるCommunityHospital)

シンガポールは高齢化が進行する中で、国の医療政策として地域を支える病院(シンガポールでは“Community Hospital”と呼ばれている病院)を増やす取り組みを行っています。 C&CH協会、同善病院の小笠原雅彦医師が2024年1月にシンガポールのCommunity Hospitalに見学に行って参りましたので、その見学記を3回に分けてご紹介します。 医療制度や環境は異なるものの、高齢化という同じ問題を抱えている中で、コミュニティホスピタルという同じ形の医療に行き着い