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#マーケティング

勝手に創刊!ワイルドに読み込む女性ライフスタイル誌『WILDish』

話題の商品を取り上げて、その商品を買っている人たちに刺さる雑誌を作ってしまおうという企画の第二弾。今回は“お皿が不要なリモート飯として若者に大人気”と日経クロストレンドで紹介されていた、マルハニチロさんの冷凍食品ブランド「WILDish(ワイルディッシュ)」をピックアップ。前回のスーパードライ生ジョッキ缶に続くチャレンジです。(前回の記事はこちら) ■購入者の特徴を下調べ 今回もWILDish購入者の性年代とエリアの特徴分析から。商品名や日経の紹介文から「男性」や「20~

主「飲」判定ロジックと活用事例

こんにちは、CCCマーケティングでデータアナリストをやっている者です。 今でこそデータアナリストという職業が認知されてきましたが、友人やら身内には「何しているのか分からない」ってよく言われてしまいます。 ひらたく言えば、データから有用な情報を発見して意思決定のサポートをするお仕事です。データをアナリティクスするってことですね。 ということで、このPlanning noteの場をお借りして、ひとりごと的なコラム書いていければと思います。 主「飲」判定ロジックとはいえ今回は初回

渋谷?六本木?丸の内? リモートワークから人が戻ってきたオフィス街って?

みなさん、こんにちは。CCCマーケティングです。 皆さんは、もうすっかりオフィスに出社しているでしょうか?それともまだまだリモートワークを続けているでしょうか? 今回はCCCマーケティングが保有しているデータから、オフィス街ごとに「在宅勤務からの人の戻り方」に違いがあるのかをみていきたいと思います。 早速データを見てみましょう。代表的なオフィス街と呼ばれる地区ごとに、店舗の利用者数が今年の2月から8月までの間で、どのように変動したのか傾向を見てみました。 グラフは、2月の利

季節の変わり目は飲料の変わり目!? 気温と飲み物の相関関係を探る

みなさん、こんにちは。CCCマーケティングです。暑さも少しやわらいで、過ごしやすくなってきました。こんな季節の変わり目は、着る服を長袖にしようか半袖にしようか悩みますよね。服装以外にも、悩ましいものは日常生活のあちらこちらにあります。例えば、飲料。真夏の暑い時期は炭酸だったりスッキリした飲み物を好んで飲みましたが、秋に移ろうとするいまは何を飲もうか、やはり迷います。 そこで私たちは、気温と選ばれる飲み物の相関関係をデータから読み解いてみました。なんとなくそのときの気分で選ん

自粛の逆境も楽しむ! ブランニューノーマルな働く女性のオシャレ

みなさん、こんにちは。猛暑と熱のこもるマスクに苦しんだ夏も終わりを迎え、少しずつ過ごしやすくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか! 自粛も少しずつ緩和されてきて、外出が心地よくなってきました。今回取り上げるのは、そんな今日この頃に気になる「ニューノーマルなオシャレ」について、です。 活気も戻ってきた街を歩いていて近ごろ気になるのが、金髪はもちろん、ピンクや赤、パープルといった色に髪を染めた人が増えていることです。髪全体を染めている人もいれば、インナーカラーやバングカラ

もう、元には戻りたくない・・・! コロナ禍で気がついた”心地のよい時間”、そんな時間を守るためには?

みなさん、こんにちは。CCCマーケティングです。Go Toキャンペーンの対象が広がって旅行に行きやすくなったり、東京都23区の飲食店営業時間の制限も解除され、少しずつ”日常”や”楽しみ”を取り戻せるようになってきました。 そんな中、みなさんの在宅勤務やリモートワークの状況はどうなっているでしょうか?業種・会社・職種によって大きく変わってきそうですが、完全に元どおりになったという人も、少しずつ出社する日が増えているという人も、まだまだリモートで家にずっといるという人も、様々だ

ニューノーマルの「飲み会」はどう変わる!? ノンアルコールビールをまとめ買いするワーキングマザーたち

こんにちは、CCCプランニングチームです。今回のテーマは、ワーキングマザーの消費動向を追った記事に続く、第二弾! 「ニューノーマルな飲み会」についてです。前回記事でワーキングマザーの消費動向について分析していた私たちは、3〜6月のコロナ禍のあいだ、彼女たちのノンアルコールビールの購買が増加していたことを発見しました。 たしかに外出自粛に伴うオンライン飲み会であれば、保育園のお迎え時間を気にして飲み会を欠席したり、アルコールを飲めなくて気まずい思いをしたりする必要もなくなりま

データ×主観で見えてくる「わたし分析」!? 28歳・女性がコロナ禍で立ち止まった”そろそろ”の岐路

みなさんこんにちは。CCCマーケティングのプランニングチームです。これまでこのnoteでは、Tポイントのデータを用いて人の移動を三国志になぞらえて可視化したり、コロナ前後におけるワーキングマザーの実態を探ってきました。 今回探る対象は、チームの一員であるわたし(!)、28歳女性です。新型コロナウイルスの影響は定量的な “多数“から見えてきますが、私という”n=1“も、もちろん対象です。定量的なデータと主観的な私見の両方を行き来することで、コロナ禍における28歳・女性の変化の

ワーキングマザーの、コロナ禍をめぐるストレス・ジャーニー

働く母親の多忙さとその多様さは群を抜いています。朝は朝食づくりと洗濯をしながらグズる子どもを起こし、職場では保育園のお迎え時間を気にしながら作業に追われ、夜も夕食にお風呂、寝かしつけと目まぐるしく、ホッとできたと思って時計を見れば、もう深夜です。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言は、保育園・学校の休業や仕事の在宅勤務などを招き、子ども・母親・父親と生活者に大きな変化を引き起こしました。景気の落ち込みやビジネスパーソンの働き方については連日報道が出ましたが、家庭

TOKYO三国志 ~埼玉・千葉・神奈川の野望と現実~

CCCマーケティングのプランニングチームです。前回のご挨拶に続き、今回はデータを活用して、街やエリアに新しい視点を持ってみようという試み。もしも、埼玉・千葉・神奈川の近接する三県で東京を分け合うとしたら…という恐れ知らずの企画「TOKYO三国志」をお送りします。 ※この記事内で使用するデータは2019年1月~12月のものです。 ■三国志を現代日本に置き換えると → 「埼玉=魏」「千葉=呉」「神奈川=蜀」三国志と言えば、横山光輝・北方謙三・吉川英治といった巨匠による超大作ばか