過去のメルマガ再掲載 第2週 子供の「どうして?」「なんで?」への対応
「親が変われば世界が変わる」メルマガを発行しているCCC HUMANです。
本日は、「子供との接し方」として、
子供の「どうして?」「なんで?」のへ対応の仕方です。
子供からは
「どうして?」
「なんで?」
たくさん言ってきます。
何度も何度も言われてしまうと、
だんだん回答にも疲れてくるし、
実際に「なんでだろう?」と回答できないことも。
どのように対応すればいいのでしょうか。
子どもの疑問はとても大切です。
大人が常識だと思って考えないことも、
考えることがあります。
逆に言うと、
本来大人もその疑問を持つべきかもしれません。
世の中の当たり前が当たり前でないことは、
たくさんあります。
なので、子どもの「なんで?」に対しては、
まずはその疑問を持ったことに喜んであげましょう。
「おお!いいことに疑問をもったね!」
「ママ(パパ)も気づかなかった!すごい!」
「えーーー!たしかに!なんでだろう!」
疑問に思ったことが素晴らしいことで、
良いことだと大いに褒めてあげましょう。
つまり、一緒に共感してあげることが大事です。
しかし、そうすると、子どもの「なんで?」は
増えていきます。
全てに回答していると大変ですし、
面倒くさくて「いいから早くしなさい」と
いった対応になってしまうと
子どもの疑問が台無しです。
思考力をつけるという意味で、とても簡単な方法があります。
それは子どもの疑問に対して、
一緒に疑問に思ってあげることです。
相手の言葉を繰り返して、
「うーん。どうしてだろうね?」
「なんでだと思う?」と、
逆にこちらから問いかけてあげるとよいでしょう。
こうすることで、子ども自身がその疑問の答えを考えます。
これが非常に大切です。
答えがない疑問でも構いません。
答えは大人に聞けばいいと思うより、
自分で考えるんだという意識が大切です。
ただ、いつもオウム返しだと
子どもも慣れてしまうので、
余裕があるときはもう少し思考を進めましょう。
例えば、親の「なんでだと思う?」の回答として、
子どもが「うーん。〇〇だからかなぁ」
と回答した場合は、
その回答が全然とんちんかんなことであっても、
「いい発想だね!」などと褒めてあげてください。
その後に、
「〇〇だとすると、□□なっちゃうね?
じゃあどうしてだろう?」
とつなげてあげましょう。
ただ、「わかんない」と子供が思考を放棄する場合は、
少しずつヒントを出してあげましょう。
とにかく、子供が「うーん」と考える状況を作ってあげるとよいです。
そして、その考えていることを褒めてあげましょう。
それが何より考える大切さや楽しさにつながります。
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