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過去メルマガ再掲載(子どもとの接し方):第8週(悪い褒め方、良い褒め方)

「親が変われば世界が変わる」CCC HUMANです。
火曜日は子供との接し方をテーマにしています。

今日は悪い褒め方、良い褒め方です。

私はよく褒めることが大事と伝えています。
ただ、褒め方も間違うと逆効果なので注意しましょう。

どんな褒め方いいでしょうか?

最初に良くない例を言うと、
結果を褒めるのは逆効果になります。

最初はいいでしょうが、
徐々に結果が出ない時は褒められなくなってしまいます。
すると、結果を取るためにあらゆる手段を使うようになってしまいます。

極端に言えば結果だけが良ければ褒められる。
つまりずるしても褒められる。
そんな考えにもなってしまいます。

それよりも、行動を褒めましょう
結果にも厳しくしないと思うかもしれません。
でも、大丈夫です。

結果は世間から良くも悪くも厳しく見られます
出来れば周りから褒められるし、
悪ければ慰められたりしてみじめになることもあるでしょう。
それは本人が噛みしめるものです。

一方で、行動や努力は親だけが褒めてあげられるのです。
これは親だからこそできることなのです。
少しでも、できてそうな行動を見つけて褒めましょう。

もう一点注意してほしいのが、比較することです。
比較して褒めるのもやめましょう
「誰々と比べてよくできたね」「誰々よりも早いね」
そんな誉め方もよくありません。
特に兄弟でやりがちなので注意しましょう。

なぜだめなのか。
それは、人を蹴落としてでも自分が一番になれば、
褒めてくれる。

そんな発想になってしまうためです。
極端な話をしていますが、
そういう方向に向かってしまいます。

なので、まず自分の子の特徴を見極め
その行動を褒める。
個性を認めて褒める

結果を褒めるのは親が自己満足したいだけです。
他人と比べたいのは親が優越感を持ちたいだけです。
そんな感情は子供には何も役には立ちません。

さらに言えば、将来のAI社会では競争よりも個性です。
是非個性に着目し、本人そのものを褒めてあげてください。

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