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【高校入試数学】テキトー厳禁!自分の都道府県の過去問の効果的な使い方!!
人生に選択肢を、学び方にも選択肢を。
こんにちは、キャリアコンサルタントのあびこです。
中学校での学習指導員として、また家庭教師として受験生に関わった経験から、公立高校を受験する皆さんへ、過去問題を使った独学での受験対策をご提案しています。
こちらの記事では、「自分の都道府県の入試過去問の使い方」について解説します。
自分の都道府県の過去問は、効果的に活用しよう!
過去問の中でもダントツに重要なのは、自分の都道府県の過去問です!
出題傾向や問題の量は毎年大きく変わりませんので、自分の実力を判定したり、本番さながらの演習に取り組むのにピッタリなのです。
それなのに、時間を決めずにダラダラ解く、やりっぱなしにするなど、「何となく」使ってしまっている人が意外と多い…!
以下に私のお勧めする過去問の使い方を紹介しますので、参考にしてください。
①演習用に過去問を購入する
まずは書店で自分の都道府県の過去問を購入しましょう。大体5年分は入っていると思います(それ以上の場合もあります)
お勧めは、なるべく本番に近い、プリント形式の過去問集です。冊子になって内容がギュっとしている過去問集は、書き込みにくく、本番を想定した演習には不向きです。
②4・5年前の過去問を、3年生の冬休みに解いてみる
購入した過去問集のうち、年度が新しいものを3年分残して、それ以前のものを解いてみましょう。時期は3年生の冬休みがお勧めです。
時間も本番と同様に設定して取り組みましょう。
ここで大切なのは本番の雰囲気を体感することと、問題の傾向や配置を体感することです。
時間で一旦区切り、得点を出してみるといいですが、あくまでも参考程度に考えてあまり気にしないこと。その後、時間内に解けなかった問題にも取り組んでみましょう。
そして大切なのは振り返りと復習です。
・時間配分はどうすればよいか
・問題を解く順番をどうするか
・今後力を入れるべき分野
・その他、課題と思う点
について考え、その後の受験勉強に生かしましょう。
また、問題もやりっぱなしにせず、解説を見て復習し、解けるようになりましょう。(各問について難易度の判定をご希望の方はご相談ください)
2年分の過去問に取り組み終えたら、自分の都道府県の過去問からは一旦離れ、また他の県の問題で学習を進めましょう。ただし、購入した過去問集に、更に以前の問題が入っていたら、それもぜひ使っていきましょう。
③直近3年分の過去問題は、受験日の1か月前から始める
独学で受験勉強する場合、受験日の1か月前から、土日のどちらかを使い本番同様のスケジュールで実戦演習を行うことをお勧めします。
予行演習を3回やって、直前の1週間は最後の確認や不安な部分の強化に当てるイメージです。
逆に言うと、本番の1か月前まで自分の都道府県の過去問(直近3年分)には手を出してはいけません。
3年の後半で習う「二次関数」や「相似、円、三平方の定理」の演習を十分にやってから取り組むべきです。
本番で時間内にどれだけ解けて、何点取れるかを測る絶好の機会ですので、取り組む時期とやり方には十分注意しましょう。
そして、振り返りと復習は必ず行いましょう。
本番直前の1か月間は焦りが出てきやすいですが、以下の表のように実戦演習を軸として勉強のリズムを作っていくと、落ち着いて日々の学習を進められるのではないかと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1694659414271-jXmGQ0ucDx.png?width=800)
※これはベースとなる進め方なので、自分で考えてアレンジOKです。
ぜひ自分の都道府県の過去問を有効活用して、自信を持って本番の試験に臨んでくださいね!
過去問の使い方、学習の進め方については無料で相談に乗っております。お気軽にご連絡ください。
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