映画『下妻物語』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
4連休でしたね!
皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。
連日の雨、雨、雨、雨…。
「今日は降らないかな?」と思っても、急な雨…。
7月もまもなく終わろうかという週に入りましたが、いまだに曇りか雨という日も多いようです。
何事もなくオリンピックをやっていたら、過ごしやすいどころか大雨や傘で大変なことになっていたかもしれないですね…。
現実的には、コロナの影響で自重して家に居ましたという人も多かったと思います。
現実が既に充分暗い気がするので、「ブッ飛んでて晴れている映像を観たい」と思いAmazonプライム・ビデオで『下妻物語』を観てみました。
原作は嶽本野ばら先生の小説です。
音楽が菅野よう子さんで、ファンだったのでCDを買ってさんざん聴いたのに、映画を観れていないということを思いだしたというのもあります。
冒頭、開始早々にSTUDIO 4℃さん制作のアニメが流れ、ロリータの服を着た深田恭子さん演じる「桃子」が原チャリで爆走(してるように見える)、八百屋のトラックにぶつかって「終」。
というところまでの時点で「あーこれ無傷なやつだ~」と最後まで安心して観ました。
事故のシーンでのぶつかり方がそこそこ生々しいので(フロントガラスにひびが入るところとか)、気になる方にはオススメしづらいですが、「映画で無事だったから自分も大丈夫」と思う人でなければ、観ても大丈夫だと思います。
桃子が道を歩いていて「竜ヶ崎さんとこのお嬢ちゃんじゃないの、どこ行くの」と八百屋に聞かれ「服買いに、東京」と答えると…。
「なんで服買いに東京行くの?ジャスコがあるのに」
ジャ、ジャスコ!!
上映された2004年にまだジャスコは生きていたのだ…。(今はイオンです)
ジャスコ店内イメージソング「新しい予感 ~ Only at JUSCO ~」はSee-Sawのユニットだったんですよね。
(『.hack//SIGN』の「Obsession」、「優しい夜明け」などなど、良曲が多いです!!)
『下妻物語』はロリータとヤンキーの2人が主人公で、ヤンキーの「イチコ(本名はイチゴ)」は土屋アンナさんが演じています。
作品内で桃子が心酔しているブランド、「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」は実際にあって、安くても2~3万はします。
桃子が服を買うためにバッタもん(ブランドの偽物)を売ることにした結果ヤンキーと出会い、「安く売ってくれた借りがあるから返さないと」とつきまとわれる形になるわけですが…。
最初は2人のことを「うわぁ…」と思っていたものの、だんだんかわいく見えてきます。(元からかわいいんですけども)
桃子も、甘いものばかり食べているロリータ服の変な子かと思いきや、刺繍が得意でそれが仕事につながりそうだったり、イチゴの一張羅のために徹夜したりと普通の子が一生懸命やるのと変わらない素直さがあります。
「どうやって仲良くなるんだ?」と思っていましたが、最終的にイチゴのバイクに2人乗りのニケツで爆走する頃には納得しているので、まだ観ていない方はぜひ。
心も晴れやかになっていると思います!
ニイザト
ヤマケイ