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映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』を観るべき理由

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最のミッション』が、11月29日から上映開始となりました。

もう予告の時点で面白い。

観ない理由ある?

ない。


監督・主演のフィリップ・ラショーさんは漫画とアニメを脚本家の弟たちとすべて観直し、18カ月かけて書いた台本を手に来日して、北条司先生から「原作にこのストーリーを入れたかった」と言ってもらえて嬉しかった、と記事やパンフレットにも書いてありましたが…。

徹底した作品愛に泣かされる。

そんな作品でした。


フィリップ・ラショーさんは素敵なブロンドの髪なのですが、黒く染めたり、演技について周りに意見を求めたりしながら撮ったそうです。

日本で撮影するにはコストがかかるためパリで撮影したそうなのですが、3Dで建物を足したりエッフェル塔を消したりして場所の手がかりをなくしたとか…。

普通消します?エッフェル塔。

象徴的な名所だし、「さすがにこのくらいはいいでしょう」と残したくなるものではないでしょうか。

決断力がすごい。


顔だけ、とか、吹替の声だけ、を切り取ってみてみると「違うかも?」という気もしますが、そのあたりは映画を観ていただけたら「気にならなかった」と皆言うのではないかなあと思います。

記事やパンフレットで読んだ方もいるかもしれませんが、アニメで冴羽獠を演じている神谷明さんが「オファーはありがたかったけど、辞退した」「映画会社さんからは代案として山寺宏一さんの名前が挙がって、本人にも直接お願いした」と書いてあったため、あまり心配せずに観ることが出来ました。

槇村香も、実写版では吹替を沢城みゆきさんが演じていらっしゃいますが、エロディ・フォンタンさんに合わせて作った演技が、アニメ版で伊倉一恵さんがされていたような言い方になっていたりと、山寺宏一さんから「見事に香だと思っちゃって」「こいつ、なんだ~!?」とビックリしたというくらい合っているので聴いてみてほしいです。

神谷さんも伊倉さんも別役で楽しそうに出演されていたため、観に行った際には探すのも楽しいかもしれません。


パンフレットには、映画中の小ネタのほか、監督・主演のフィリップ・ラショーさん、脚本のピエール・ラショーさんとアニメシリーズ監督・『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』総監督のこだま兼嗣さん、アニメシリーズ・プロデューサーの諏訪道彦さん、『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』プロデューサーの若林豪さんの5名対談が載っているのですが、こちらも互いに影響を受けた話などが書いてありますので、オススメです。

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表紙が光を反射する…!

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冬でもソフトクリームを置いてくれる映画館最高!


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ニイザト

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ヤマケイ