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映画『私をくいとめて』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


2020年の映画『私をくいとめて』がAmazonプライム・ビデオに入っていたので、観てみました。


物語は、「おひとりさま」を満喫しつつある、黒川みつ子という31歳の女性の話です。

他の人と違うのは、頭の中に「A(エー)」という相談役がいるところ。

通常の人は自問自答なので同じ人の声ですが、主人公の相談役「A」は男性です。

声は中村倫也さん

最初は「えっ、自問自答の域を越えているのでは…?」と引きました。

しかし、観ているうちに「今度から自分も、自問自答するときは好きなボイスで考えてみたら面白いだろうか」とのんきに思えてくるほど、主人公役の、のんさんの演技が自然です。

愚痴ったり怒ったり泣いたりするシーンもあるのですが、かわいい・ぽやぽやした雰囲気を持ちながらも、苛烈な感情を持って生きているのであろう主人公の表現が巧みでした。


年下の営業マン、多田くんの役は林遣都さんです。

わざわざ主人公の家に、ごはんのおかずをもらいにくるほどの仲ですが、なぜかサイコパスにも見えてきます。

主人公の親友役は橋本愛さん

2013年のドラマ『あまちゃん』を意識しているのでは!?と思いつつ、懐かしくなりました。


やり方によっては暗い話や展開になってしまいそうですが、光の演出がとても綺麗で、暗くなりすぎず楽しく観ることが出来る映画です。


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ニイザト

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ヤマケイ