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Amazonプライム・ビデオで映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


Amazonプライム・ビデオに2017年の映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』が入っていたため、観てみました。

タイの映画で、壮大なカンニングプロジェクトを行う話です。

スパイもののように、真剣にカンニングしているのが、おかしくて哀れでもあり、面白いです。


成績優秀な主人公のリンは、父に連れられて頭のいい学校に転校します。

父親としては、奨学金をもらって海外で勉強ができる、と機会を与えるつもりでしたが、リンは前の学校のままが良かったと思っていそうな場面があります。

新しい学校には、お金持ちで、かわいかったりかっこいい男の子たちがたくさんいます。

しかし彼らは頭が悪く、リンが教えても忘れてしまう始末。

テストでいい点が取れさえすれば、劇に出ることが出来たり、車を買ってもらえたりするのに!というわけで、頭が悪いなりに知恵を絞ったお金持ちの子たちは、リンの回答をカンニングさせてもらうことにします。

リンには、相当額のお金を払うという約束で。


誰しもが「自分をよく見せたい」と思ったことがあるとは思いますが、「実力以上に見せたいと思うとこうなる」という見本のような映画でした。

カンニングしたい!とか、カンニングの手伝いをしよう!と思ったことがないため各自の必死さを見ながら途中で笑ってしまいましたが、楽しめました。

実際に起きた事件も参考にしたようなので、スリリングさについては納得です。

役者の演技が全員、好みでした。

観た方は、悪友ごと役者全員を好きになると思います。

そして「確かにうまくいったらこれはビジネスになってしまうな…」とも思えたので、世の中の誠実な人々に災難が降りかからないことを祈りたくなりました。


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ニイザト

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ヤマケイ