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映画『最強のふたり』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


『PUI PUI モルカー』にハマって、羊毛フェルトで作ってみようかと思いつつ、まったく羊毛フェルトに触れたことがなかったため、とりあえず丸めて針で刺して〇を作ることにした今日この頃です。

最初はただのふわふわの糸です。

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何かを観るか聴きながらやろう、と思い立ち、Amazonプライム・ビデオで『最強のふたり』を観ながらザクザクやっていました。


『最強のふたり』は、日本では2012年に公開された、フランス映画です。

原作はフィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴさんが自分のことを書いた本、「Le Second Souffle(第二の呼吸) 」で、事故で頸髄損傷になり身体が不自由な大富豪と、その人を介護することになった貧困層の移民の若者の交流を描いた話です。

介護が必要な場合、たいていは言動で相手を傷つけないことや注意事項が先にくるイメージですが、この映画の大富豪の場合はどちらかというと、メンタルケアのほうが必要だったのかもしれないと思えるような映画でした。


物語は、失業保険を引き続きもらうため、書類に「不採用」のサインをしてもらおうという目的で若者は介護の面接にやってきます。

全く介護のノウハウもないのですが、大富豪は「自分を哀れまない」という空気を感じ取ったのか、試用期間ありで採用してみることにします。

介護職の方であれば当たり前にやれそうなことも出来ないので、血行促進用のストッキングをはかせるのがいやだとか、排泄の世話をするのがいやだとか、試用期間とはいえ文句タラタラの若者。

もし介護される側がタバコや体にはよくないことを望んだとしても、本人は全く動けないわけですから、たいていの人は「死なせるためのスイッチを押している感覚」「訴えられたら負けるという発想」になって、止めるのではと思いますが、若者はどんどんやってあげますし心に発破もかけます。

そういう意味では、死ぬ直前ではなくいい時期に出会い、真に友達という関係を築けているように見えて、安心して楽しめました。


日々の様子がMVのようになるのですが、音楽も素敵で、フェルトの作業にも全集中できました!

ルドヴィコ・エイナウディさんが担当だそうで、他の作品も気になります。


いい話だったなあ!と手元を見返すと、羊毛フェルトはキノコになっていました。

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ドウシテ…。


先ほど松山社長からもツイートがありましたが、サイバーコネクトツーでは、ネットフリックス年会費のおよそ半額を補助する新制度がスタート!

更に色々な作品の勉強が出来そうです。


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ニイザト

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ヤマケイ