『インディーゲームサバイバルガイド』を読む
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
11月17日(水)に発売された『インディーゲームサバイバルガイド』!
個人でゲームを配信している方々がTwitterで「買った!」とおっしゃっていて、気になったので買ってみました。
個人・小規模チームのゲーム開発者に向けたノウハウ本とありますが、作る以外のことは、やったことがないという方にもオススメの本でした。
「やりたくないことはやってもらう」というのも悪くはないのですが、享受するだけだと工数見積もりなどの際に抜けが多かったり、必要な人を削ろうとして嫌われる・結局手伝ってもらうはめになるということもありますので、手引きとしても最適かと思います。
著者は、個人ゲーム作家としてインディーゲーム『Back in 1995』を開発した一條貴彰さんです。
崩壊した都市と自分自身についての謎を解き明かすゲームです。
どのような仕事もそうですが、この本も「読んだ人にしかわからない」要素がありますので、他人に読ませてあらすじを聞くタイプの方は、ぜひご自身で読んでみてください。
私が個人的に「ここがいい!」と思えたのは、最後の謝辞の部分です。
お世話になった人たちの列挙するのもいいのですが、「その人たち以外はそうでもない」という印象も与えかねないんだよなあと思っていました。
直接ではなくとも助けてくれた人たちに対する感謝の表現の仕方に、著者の人柄の良さを感じました。
ニイザト
ヤマケイ