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開発支援課流!”検索”の極意!!

みなさん、こんにちは開発支援課マネージャーの「樫野」です。

最近、社内システムの状況を監視するためのサーバーをセットアップしました。
初めて扱うシステムのインストール作業というのは久しぶりだったので、サーバーで使用するコマンドのオプションや監視システムをインストールした後の初期設定など、ネットで情報を検索しながら作業を行いました。

ネットで検索すれば多くの情報が見つかりますが、いかに早く自分が必要としている情報にたどり着けるかという検索力と、得た情報の何が正しく、何が正しくないのかを見極める判断力が大事ですね。

今回は業務でネットを使用して情報検索する際、必要としている情報に正しくたどり着けるように気を付けている事を紹介します。

いかに早くたどり着くか!?

サーバーに新規のシステムをインストールする作業の際に、ネットで作業手順などの情報を検索すると様々な人が、様々な環境下でインストールした作業の手順を記事にしているページが見つかります。
もちろん今回使用する環境(サーバーOSの種類やバージョンなど)と同じ、または近い環境下での記事を参考にしていますが、
私が気を付けている点として、必ず最後まで記事を読んで必要としている情報が正しい手順が書かれた記事なのか判断してから、実際の作業の参考にしています。
一応記事を最後まで読むと書きましたが、正確には記事を斜め読みして最後に書いてある結果を確認しています。

そうしているのは訳があって経験則ですが、記事によっては稀に「インストールしてみたが上手く行かなかった」という情報や、「途中で環境を替えて上手く動作した」みたいな情報もあったからです。欲しい情報は成功例なので正しくインストール出来た、動作の確認が取れたという情報だけを参考にしています。まぁ、失敗や上手く行かなかった事例でも、ヒントになる情報が含まれている事もあるので無駄にはならないです。

公式サイトの情報や、その筋に詳しそうな企業やエンジニアの方が書いた記事は信頼性が高いですが、そこに欲しい情報がある場合は稀で、実際に作業した事例の中にこそ欲しい情報がある事が多いです。

最後まで読まないと判断できない情報というのは、今回の様なインストール作業以外にも、サーバーやネットワークのトラブル対応で、原因や対処法を検索する時にも良くあることです。

慣れてくると複数の情報源から断片的に正解の情報だけを拾っていき、上手くつなげる事で必要な手順の全てが解る事もありますが、それには自分の知識やスキルをそれなりに鍛えておく必要があります。基本的に手順の全体像が分かっている事が前提で、穴埋め問題の様に空白部分に合う答え(必要な情報)を検索して埋めてく感じですね。

必要としている情報に早くたどり着くためには、検索の仕方も工夫する事が大事です。
複数のキーワードで検索するのは基本として、キーワードの選び方も気を使うポイントで、私の場合は必要とする情報を持っているサイトに書かれていそうな文章を想像して、その一部を切り取ってキーワードとして検索しています。

いわゆる「とは検索」の様に調べたいキーワードに「とは」を付けるのと同様に、単純に「インストール」というキーワードだけでなく「インストール方法」とか「インストール手順」といった記事に書かれていそうなフレーズで検索しています。これだけでも「インストール」というキーワードが含まれた無関係なサイトの候補が出てこなくなるので便利です。

トラブル対応でエラーメッセージを検索する時は、エラーメッセージをそのままコピペで検索キーワードに入れて検索するのではなく、ダブルクォーテーション「"」でエラーメッセージを囲んで完全一致検索をかけ、さらにエラーの症状もキーワードに追加する事でより似通った事例が候補にあがる様にしています。

検索結果を正確に比較したわけではないですが、検索した結果の候補が求めている情報に近いものが出てきやすい感覚はあります。

まぁ、失敗も含めていろいろ経験する為にも、スグに検索して調べる癖をつけ、そこからさらに効率の良い方法が無いか模索していくのが大事ですね。


サイバーコネクトツー福岡本社 開発支援課
樫野