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映画『英国王のスピーチ』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


日本では2011年に公開された映画、『英国王のスピーチ』をAmazonのプライム・ビデオで観てみました。

吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世と、それを心配した妻のエリザベス、スピーチ矯正の専門家ライオネルの話です。

冒頭もそうですが、画面が終始美しい絵画のようなので、引き込まれます。


王と同じ吃音の悩みを持つ人自体がどのくらいいるかはわかりませんが、大観衆の前で演説をするのは、たとえ会社の朝礼であっても子供であっても苦手、という人はいると思います。

普通の人であれば「苦手なことをやる必要のない職業、地位」に就いて、避けることが可能です。

しかし1925年頃の王様ともなると、時代や慣習とはいえどうしても演説は「しなければならない」し、象徴としての働きを求められてしまう。

「出来ることだけで生きたい」というのは、平民に許された自由でもあるなと改めて感じました。


ストーリーではなんとか治療の道を探すのですが、王の前に連れてこられた人たちはみんな「話すための技術」で治そうとします。

これまで培ってしまった「演説失敗」経験の積み重ねもあり、なかなか治らない中、本当に必要なのは「心の治療」である、と見抜いたライオネルによって、ようやく克服の道を歩み始めます。

序盤、「大音量の音楽を聞かされながらシェイクスピアの文章を読んだものを録音」した時、王は「どうせ出来てない」とばかりに癇癪を起こして帰ってしまうのですが、のちに録音を聞いたときの展開は「きっと何回観ても面白いな」と思えました。


会社でも、社長ともなると権力がある反面、会社や社員のために動くことも多いです。

皆のやる気を出すためとか、会社の方向性を示すために、皆の前で演説に近いものをしなければならないこともあります。

松山社長も実は昔、陰キャラだったそうです。

そのあたりの話は、先日の【SQEX 齊藤陽介 編】「ニーア」シリーズ『ドラゴンクエストXI』「ジェムカン」名プロデュサーの素顔に迫る!【#ぴろライブ!生配信】にもありますので、ぜひご覧ください!

現状についての話、作品を作るうえで最も重要視していること、タイトルの話、自身の長所・短所などなど、色んな話題についても話しています!


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ヤマケイ