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映画『モンスターハンター』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


3月26日(金)にゲーム『モンスターハンターライズ』の発売と同時に公開となった、映画『モンスターハンター』を観てきました。

予告の時点でもう面白いんですが…。

映画での世界観のベースになったのは、『モンスターハンターライズ』ではなく、『モンスターハンター:ワールド』のほうです。


物語自体は、『モンスターハンター』の狩猟生活をメインに描写するのかと思っていたのですが、現実の私たちの世界から、異世界に飛び込んでしまった話です。

行きて帰りし物語にするのか~と思いながら観ました。

私はこれ好きですね…!!

ファン目線だと、設定に色々ツッコミたくなる箇所はあると思います。

特に、ネルスキュラは「そんなにホラーな生態だったっけ!?」と怯えました。

ゲームでは戦闘不能になった場合、スタート地点に引き戻されたりするだけですが「ハンターでない人間は捕食されていたのかもしれないのか…」という気持ちにはなりました。

監督が意図した通り、ゲームをプレイしていない人は主人公アルテミス(演じたのはミラ・ジョボビッチさん)の目線でモンハンの世界を追うことになるため、入り込みやすいと思います。

監督は、映画『バイオハザード 』のポール・W・S・アンダーソンさんです。


ゲームだとプレイヤー側であるハンター役は、タイのアクション俳優、トニー・ジャーさんが演じています。

あまりにも自然でかっこいいアクションをするので、「この人本当にハンターでは?」と思いました。

ムエタイ・剣術・テコンドー・器械体操などを習得しており、「撮影時に彼が高いところから飛び降りたり剣を持ちながら宙返りやキックをする際、スタントを使わないので、皆が口をあんぐり開けて見とれていた」という逸話が好きです。

物語の核は、アルテミスとハンターの関係にあると監督も言っていたようなので、喧嘩のようなやりとりのシーンは納得です。


若干気になったのは、PVでは使われているのに、『モンスターハンター』といえばこれ、というテーマ曲が流れなかったことでしょうか…。

終わってから「あれ?!」と気づきました。

アレンジとかだったのだろうか…。

かっこいい音楽もあったのですが、パンフレットでは主に人物、モンスター、武器をメインにまとめられていたのでちょっと残念でした。


ゲーム側の開発であるカプコンさんが監修していた話で面白かったのは、映画のディアブロス亜種は最初爪が鋭かったそうですが、地中を進むモンスターのため修正してもらったといった点です。


ドローンを使っての撮影もあり、クレジットにドローン操作の人の名前も個別で並んでいたのが新鮮でした。

オススメではありますが、蜘蛛が苦手な方はご注意ください。

結構出てきます!


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ニイザト

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ヤマケイ