Netflixで映画『ザ・サークル』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
Netflixに2017年の映画『ザ・サークル』が入っていたので、観てみました。
エマ・ワトソンさんもトム・ハンクスさんも好きなのですが、スキャンダルのほとんどない、人気者で思慮深い人たちがこうなったら怖い、ということを感じさせるスリラーでした。
主人公のメイは、日々カスタマーサービスの仕事をし、休日はカヌーを満喫して過ごしています。
ある日、友人の紹介で大手SNS企業、「サークル」への転職が決まります。
会社ではSNSを使用し、カメラで社内だけでなく街中を映し、秘密を持てないような環境を作ろうとしています。
最初は気おくれしていたものの、メイがアクシデントに遭った時、困っているところを助けてくれたのは「サークル」のカメラを眺めていて気づいた人が通報したおかげでした。
そしてそれがきっかけで社長の目に留まり、メイは「サークル」にハマっていきます。
観ていて、「確かに、秘密を持ちたいということ自体が不穏ではある」とも思えたり、「しかしプライベートがゼロに近すぎる」など、いろいろと考えさせられました。
メイはいろんな人と繋がることで人気者になっていき、かわいがられます。
しかしそれは彼女の周囲を苦しめることにもなっていきます。
原作はデイヴ・エガーズさんが書いた小説がもとになっていて、そちらだと、主人公のメイは映画以上に「サークル」を妄信するようで、原作を読んでみたくなりました。
「サークル」にはプール、ドッグヨガ、ナイトクラブ、サロン、パン屋をはじめ、社員をサポートするものはなんでもあり、熱意ある社員が会社を支えています。
何か悪いことある?でもどこか薄ら寒い、という体験をぜひ…。
ニイザト
ヤマケ。