Amazonプライム・ビデオでドラマ『MR. ROBOT』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
Amazonプライム・ビデオにドラマ『MR. ROBOT』が入っていたので観てみました。
昼間はサイバーセキュリティ会社の技術者、夜はハッカーという顔をもつエリオットが主人公の話です。
しかし、なぜかタイトルは『MR. ROBOT』。
シーズン4の最後まで見ても、ここは別のタイトルが良かったような気がします。
主人公のエリオットは、謎の男ミスター・ロボットに誘われて世の中を良くしようと、犯罪に手を染めます。
最初はハッキングによって世界を変えたかのように感じますが、次のミッションとしてデータ保管施設の爆破を提案され、誰かを犠牲にしかねない作戦に躊躇します。
従業員や近くの住人を巻き込み、場合によっては殺してしまうのではないか、さすがにそれは無理、と断ると、「傍観しているだけの人間にも罪はある」とバッサリ言われてしまいます。
最初はしっかり断ったりしていたのに、物語が進むにつれて、麻薬の使用頻度が上がったりと、エリオット自身の精神があまり強くないということも分かってきます。
「どうしてなんだろうな~」とか、「えっこの人ここで退場?」「今何が起きた?」ということが次々と起きるのですが、シーズン4の最後までにすべてが分かるようになっています。
ちょっと長いかもしれませんが、それだけ楽しめます。
主人公のエリオットを演じているのは、『ボヘミアン・ラプソディー』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックさんで、その大きな目に吸い込まれそうになります。
現実で、「自分ひとりじゃ世界は変えられない」と、なんとなく無力感に襲われることもあると思います。
でも、「確かに、そこに存在していることに意味がある」「世界のほうが変わることもある」と思える作品でした。
ニイザト
ヤマケイ