Amazon Original作品『誰かが、見ている』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
脚本・演出は三谷幸喜さん、主演は香取慎吾さんの『誰かが、見ている』がAmazon Original作品に入っていたので観てみました。
舞台のように、俳優さんたちが目の前で演技をして、お客さんがそれを見ている形になっています。
佐藤二朗さん演じる粕谷次郎の隣には、香取慎吾さん演じる舎人真一(とねり しんいち)が住んでいます。
前に住んでいた人のインテリアをそのままにして暮らしている舎人は、やることがハチャメチャな人です。
粕谷次郎はもとから開いていた壁の穴から、毎日舎人を観察しています。
はじめは一人で楽しんでいたのですが、そのうち粕谷の娘、あかねが穴と舎人に気づいてから、大きく状況が動きます。
穴にWebカメラを設置して、勝手に隣人の生活を動画サイトにアップしてしまったのです。
知らない間に自分の生活がアップロードされている…というやや「イマドキ大丈夫なのか」と感じる設定で、最初はややゆるやかな話の流れということもあり私自身も「笑えばいいのか、真面目に観たほうがいいのか…」と悩みましたが、4話あたりから爆笑していました。
Webカメラを設置するというえげつないことをするかわいい娘、あかね役は、山本千尋さんです。
以前、『キングダム』の実写特別動画で羌瘣の剣舞を披露して話題になった方なので、ご存知の方もいるかもしれません。
舎人の恋人、曽我そと子役が宮澤エマさんなのですが、ミュージカル女優ということもあって、とても声が綺麗です。
(おじいさんが、第78代内閣総理大臣の宮澤喜一さんだそうです…!)
毎回のゲストも豪華で、観るのが楽しみになります。
舎人が主人公のチャンネルは、「トンネルマン」として次第に再生回数がのびて1,000万回を超えていきます。
その影響力は、人々に勇気を与え、道行く知らない人から「頑張ってください」「いつも見てます」と言われるほどに…!
しかしついに本人にバレる時が!
8話でカーテンコールが行われ、一旦幕が下りますが、それまでもだいぶ右往左往する姿が面白いです。
現実での盗撮はダメ、ゼッタイ。
フィクションとしてお楽しみください!
ニイザト
ヤマケイ