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Amazonプライム・ビデオで『ガタカ』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


映画好きの方がツイートでオススメしていた『ガタカ』がAmazonプライム・ビデオでレンタル299円で入っていたので観てみました。

1997年の映画ですが、内容的にあまり古さを感じません。

今年の3月23日には、4K版が発売されていました。

「ガタカ」は劇中に出てくる、宇宙局のことです。


近未来が舞台の作品で、主人公のヴィンセントは自然分娩で生まれ「30歳頃に心臓病で死ぬ」と想定された「不適格者」です。

遺伝子操作により、身体的な不安を取り除いた「適格者」の弟と過ごしていくうちに、圧倒的な差があるということに気づかされます。

くさりつつあったとき、弟との遠泳競争でなんと勝ってしまう時が来ます。

それをきっかけに主人公は家を出て、「適格者で水泳の選手だったのに事故によって身体能力を損なった人、ジェローム」の生体IDを買うことにします。

夢であった宇宙飛行士になるために、生体IDだけでなく、様々な実技などの困難をクリアするために身体を鍛える主人公。

まもなく宇宙に行けそうだという時、殺人事件が起きます。

犯人はヴィンセントではないのですが、殺人現場を野次馬越しに見た際、知らぬ間に自分の生体(まつげ)が落ちてしまいます。

「適格者」しかいないはずの施設内に、なぜ「不適格者」のまつげがあるのかということで疑われ、執拗な(ある意味丁寧な)捜査が始まります。

果たして、ヴィンセントは宇宙に行くことができるのか…!?


オススメしてくる方が、なぜこの作品を勧めるのか、わかる気がしました。

主人公のヴィンセント役を演じたのはイーサン・ホークさん、ジェローム役はジュード・ロウさんです。

全く似ていないのに、観ているうちに似ているような気になってきます。

「適格者で頭が良くて身体能力も高かったのに、1位になれなかったジェローム」と「不適格者だけど、夢のために一途に頑張り続け、盤面をひっくり返してきた主人公」の対比がとてもいいです。


観た後、「私も人に勧める映画に『ガタカ』を挙げる!」と思いました。

ただ、殺害された人の頭部をやたら映すところがあるなど、具体的なグロテスクが苦手な方にはご注意いただきたい箇所がいくつかあります。

嫌な予感がしたら、薄目でお願いします。


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ニイザト

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ヤマケイ