映画『引っ越し大名!』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
先日、わしゃがなTVを観ていたところ…。
まさかの星野源さん参戦。
映画『引っ越し大名!』の話をしていたので、観てみました。
幕府から、引っ越しを命令された人の話で、星野源さんが主演です。
物語は、1682年。
政治体制をゆるぎないものにするためという名目で、大名の引っ越しを繰り返させている時代。
将軍の鶴の一声で命じられ、逆らうことは許されません。
何度も引っ越しさせられていた松平直矩はある日、(またしても)江戸から使いがきて、姫路(兵庫県)から豊後(大分県)に引っ越すことに。
しかも予算は、これまでの半分以下。
減封という命令も同時に下ったため、リストラもせねばなりません。
この無理難題、映画内での原因は「突然言い寄ってきた柳沢吉保を驚いて突き飛ばしてしまい、彼が柱に頭をぶつけたために逆恨みされているのではないか」ということになっています。
主人公は、書庫番で軍学書を読み漁っており、「かたつむり」とあだ名されている片桐春之介(かたぎり はるのすけ)という青年です。
引っ越しの適任者として幼馴染が推薦してしまったのですが、やったこともないうえに、前任者が亡くなってしまったため、ノウハウがありません。
それなのに、「最初は誰もが初心者」と押し付けられてしまいます。
家に帰ると母が「お前のお食い初め以来です」と言うほど大盤振る舞いで、「奉行を命じられるなんて!」と大喜びしており、引くに引けない空気。
前任者の娘からは、「父は引っ越しのたびに尽力したが、上の人たちは手柄を自分のものにしたうえに、父の扱いが軽かった」と言われて追い返されたり、お金を借りようと向かった先ではつい数日前に代変わりをしていて借りられる空気ではなかったりと、たくさん問題が出てきます。
基本ギャグ調で進むため笑いながら観ることが出来ますが、リストラせねばならない人数が六百人のくだりでは、「千人辞めさせる必要があるのでは」とも言われており、「六百でも多いのに千人…」とぞっとします。
サイバーコネクトツーは二百人強いますが、全員リストラしてもまだ足りないくらいの人数…!
家臣を守り切る術を考え、「これは理不尽に対する戦である」と春之介が言うところは、コロナ禍に響くなあ…と感じました。
出演者は星野さんのほかにも高橋一生さん、及川光博さん、高畑充希さんなど、豪華です。
特に高畑さんは話している時の声や歌声、どちらも良いので耳に優しいです。
ちなみに今回『わしゃがなTV』さんを観たきっかけは、以前サムネイルがこうなっていた時に観たことにあります。
『.hack//感染拡大 Vol.1』…!
個人的にもオススメなのですがハードがPlayStation 2のため、なかなか難しいところです。
シリーズではありますが、 2017年にHDリマスター版として発売した『.hack//G.U. Last Recode』は、前作を知らない方でも楽しめると思います。
Steam版、PlayStation 4版がありますので、ぜひよろしくお願いいたします!
ニイザト
ヤマケイ